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寝たきり老人はいる

 
定年後の生活を有意義に、活動的に過ごすことが大切:

定年を迎えた多くのスウェーデン人は、若い頃からすでにいろいろな趣味を持っている者が多い。そのため定年になり退職しても、毎日の行動に何もすることがないと、心配しなければならない老人は、男女ともに少ない。

長い暗い冬の生活を過ごさなければならないスウェーデン人は、職業についている時から、自分の趣味を持ち、時にはコーラスに参加したり、ボートやヨットで海の生活をエンジョイしたりと、日本の高齢者の多くの人たちが経験する、「退職した後することがなくて困る」という、会話はあまり聞かれない。

健康である限り、老人のほとんどは、何らかの活動を定年後もしている。これらの適度な運動と、社会的交流は、高齢者ボケ症などの発生を防ぎ、施設に入居後もいろいろいな活動をすることにより、寝たきり状態をすくなくしている。 

知人のヴァンボーラ・アーサ(Vambola Aasa)は、今年80歳を迎えたが、少し前まで腰が痛くて、歩くのが不便だと、コミューンから提供されている手押し車で、散歩したり買い物に出かけていたが、腰を曲げての手押し車の移動に不便を感じていたので、外出する機会がすくなかった。

二ヶ月ほど前に彼に、「スキーをする時に使用するような軽い散歩杖が、最近運動具店で販売しているが、両手を使いそれに体重をかけながら、あるくと健康によく、多分足腰も丈夫になるから試してはどうだ」と話をした。

最初半信半疑の彼は、それでも手押し車を押しながら、ショツピングセンターにある運動具店に行った。沢山の種類と、価格の相違があり、選択するのに時間がかかったがと、それでも自分の気にいった杖を買ってきた。 

先日彼が杖をついて散歩しているのに出会い、「調子はどうですか」と聞いたところ、「最初は、慣れなくて歩くのにバランスを取るのが大変だった。今は要領も覚えて歩きやすくなり、さらに足腰も前よりは丈夫になって、施設のレストランまで、毎日腰を伸ばして歩いて食事に行けるようになった」と喜んでいた。

(写真は元気なヴァンボーラ)   

以前記載していた、ニックネームのラッセ(Lars)ではなく、本人の希望により、本名を記載いたします。

(2002年7月23日 記載)     
 
                          
  
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