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高齢福祉社会はどこへ (2004年)
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先日日刊新聞の投書欄に次のような投書があった。
「非人間的な官庁主義の高齢者介護だ」と抗議の投書であった。
内容は90歳の高齢の女性がアパートに一人で住み、体力もなくなり、救急車で病院に運ばれる回数も多くなり、同じく高齢の隣人達が女性の将来を心配して、コミューンにサービスハウスの入居を本人の希望で申請したが、サービスハウスに空き部屋がないこと、サービスハウスに入居するほどの必要性があるとは判定されないと、厳しくなった判定基準で入居を拒まれていたが、ついに91歳デアパートで一人寂しく死亡したというものであった。
また、最近の新聞記事に、女性が24時間介護を必要としサービスハウスの入居を認めたが、コミューンは介護で疲れ果てた夫には、サービスハウスに入居する判定に該当しないと、妻である女性とサービスハウスでの同居を認めず、夫婦はやむなく別居生活し、コミューンの職員のやり方は非人間的であると書いてあった。
経費節約でコミューンの入居判定は毎年厳しくなる一方で入居を拒みながら、その反面入居者がすくなくなったと、サービスハウスを廃止しているのが、最近のスウェーデン高齢者福祉対策なのか?
問題は誰の為の高齢者介護と対策なのかである。
コミュヘンの政治家達は、高齢者対策に力をいれ、より良い介護をめざしていると発言しながら、現状はサービスハウス、高齢者住宅、グループホーム、シュークヘム(ナンシホーム)の入居基準を厳しくして、以前は当然入居すべきと判定された老人達が、今は入居を拒まれている現実に強く批判している記事が多くなった。政治家たちは、何を考えているか。
(新聞の投書欄より、数例を簡潔に記載 2004年3月25日 記載)
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