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高齢福祉社会はどこへ (2009年)

                

高齢者の人道的な介護を受けるための権利とは:

 

経済不況の影響もあり、認知症高齢者の施設運営費の節約は、民営化企業のみでなく、公的機関の施設も厳しくなって来ています。そのため今まで に知られているような、裕福な高高齢者社会福祉は、一部を除いて夢となりつつあります。多くの介護ベテランの職員は、人員整理で残った職員への負担と責任が増加し、本来すべき高齢者の終末期の生きがいのある 、介護を提供することができなくなり、体力的にも負担が多くなり、やる気をなくして退職していくスウェーデン人が増加しました。

多くの女性職員は退職後、以前施設に勤務中に、自分がかかわりのあった、地域の高齢者に対して、個人会社設立して 、在宅訪問介護を実施するようになりました。

 

しかし、その後コミューンの補助金制度などが厳しくなり、介護内容の制限と時間短縮するなどの指導を受け、十分な在宅介護をすることが困難になってきています。 経費節約でいろいろな介護制限を受けるようになり、時々高齢者の余生とはなんだろうと思います。

 

そんな時、高齢者が人道的な介護を受けられる、権利とは何かを考えてみました。

 

全ての高齢者は、最低次の権利を有するべきではないかと思います。
 

自分の食べたい、好きな食事ができること
清潔で気持ちよく感じて、毎日が過ごせること
日常の行動と時間を、自分で決められること
何時でも外出したい時に、外出できること
友人や知人など、他の人に会うことができること
自分の好みの衣類を買うことができること
普通の食料品店やスーパーなどに、買い物に行けること
自分自身を向上できる、趣味や勉強などができること
自分の記憶の保持ができること
専門家の介護や看護が受けられること

 

上記に記載したことは、当然の権利でありながら、現実にはその権利はほとんど無視されています。特に身体障害なとで車椅子生活をしている人たちは、自分の家やアパートから外に出ることも困難です。高齢者施設などに入居している高齢者は、職員不足から散歩など数か月もしていない人が多いです。

 

毎日施設内の廊下を往復することがゆういつの散歩です。高齢者は長い間一生懸命働き、税金を納め、現在の豊かな社会を築きあげてきた人たちです。その高齢者が定年退職後も、充実した人間らしい生活を、例え障害を持っていても、健康者と同じように平等に、生活できる権利は当然あっても良いと思います。しかし、現実には身体障害や認知症などになると、当り前の生活権利を受けることができません。

少なくとも、上記に記載した最低の権利はあっても良いと思います。職員組合などか、介護職員を保護するために、いろいろな改善要求をコミューンや民営企業にしていますが、経費節約と営利主義の今日では、改善は難しい状況です。

 

職員組合のコミュンナールによると、経済豊かなコミューンが必ずしも、高齢者福祉に投資ているとはかぎらず、反対に地方のコミューンの方が、歴史というか、高齢者を大切にする 生活習慣があり、投資もしていると報告しています。

 

ちなみに、コミュニアールとは、コミューンに勤務する職員の職員組合です。

The Swedish Municipal Workers’ Union, or Kommunal,

 

 

 ( 2009年6月2日 記載 )

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