From Stockholm
HOME 福祉紹介 ニュース 観光・旅行
 
ミニ情報 リンク集 掲示板
 

痴呆の介護の仕方(2004年)

 
ストレスの解決法:


痴呆症高齢者の介護をしていると、次から次へとハップニングがあり、息つく暇もないほど振り回されて、疲れて果ててしまいます。そんな時に、少しでもストレスを少なくする方法を記載します。どこでも、何時でも出来る簡単なことですが効果は大きいです。一度試してみてください。
  1. 呼吸をすることは
    普通の生活状態で、私達は一日に約2万回ほど息を吸ったり、吐いたりしています。人は何日も食事をしなかったり、水分を取らなくても生きていけますが、息を吸うことは休むことなく、続けていかなくてはなりません。呼吸作業は無意識のうちにしています。

    普通の健康状態では。一分に12回から15回ほど呼吸をしています。もし、深く呼吸するならば、その回数は8回から12回ほどで十分です。もしも、あなたが一分に15回以上も呼吸をしているならば、何らかの対策が必要となります。横なって寝ている時には、普通一分間に約7.5リッターの空気を吸っていることになります。立っている状態では、その量は倍になります。ジョギングをしている場合は、一分におよそ45リッター空気をすっていることになります。

    ストレスが溜まったり、運動したり、不安になったりすると、呼吸回数が多くなります。しかし、一回で吸い込む空気の量は異なります。その場合は普通の時に比較して吸い込む空気の量は少なくなり、回数は多くなりますが、身体に必要な酸素の吸入もすくなくなりますから、息を吸っている割には反対にしんどくなります。これは頭痛の原因になったり、時には胃や筋肉の痛みなどを感じるようになります。

    そのような状態になった時は、普通の呼吸が出来るように、専門家の援助が必要となります。
    呼吸は、喉の筋肉や内部の組織を和らげる効果がありますから、息を吸う時には、ゆっくりと深くすることが大切です。吸い込まれた空気(酸素)は血液の中にも入り込み、心臓を通して身体全体に配給してくれます。

    ストレスを感じて早く息を吸ったり吐いたりしますと、首や肩の筋肉を上下に使いますが、もともと喉も肩の筋肉も、そのためにあるものではありません。しかし、早く息を吸ったり吐いたりの作業をしやすいように助ける効果があなります。

  2. 息の吸い方:
    それではストレスなどを感じた時に肩を上下しなくても、普通に正しく呼吸をするには、どうしたらよいでしょうか。

    まず普通にゆっくりと鼻から、三回息を吸い込みます。これは、身体に酸素吸入がさることにより、落ち着きを取り戻す効果があります。姿勢は、椅子から立ち上がった状態を保ち、両足をすこし開いて両肩の力を抜き、だりと下げるようにしてください。胸をすこし前に張り出すようにしながら、お腹は引き込むようにしてください。

  3. 息の吐き方:
    息を吸い込んだ後、ほんのわずかそのままに留めた後、ゆっくりと口から息を吐き出しますが、一度に吐くのではなく、三回に分けて、フー、フー、フーと、すこしづつ肺の中の空気を吐き出してください。これで身体の緊張がやわらかくなります。

    この動作を座ってする場合には、椅子の背にもたれるのではなく、背中の筋をまっすぐと伸ばして、両足を前に出すようにして、方の力を抜いてから呼吸作業をしてください。

  4. 呼吸運動は何回が適当か:
    最低5回はゆっくりと続けて呼吸運動をしてください。その後、首筋に力を入れないようにして、ゆっくりと、前後に頭をさげ、次に左右にゆっくりと首をまわしてください。これを数回繰り返してください。

  5. ストレスを大きく感じている時の呼吸の仕方:
    ストレスが大きくて、それでは足らないと感じた場合は、上記の呼吸運動を繰り返しますが、まず息を吸う時には、一回に3秒くらいかけて、鼻からゆっくりと大きく息を吸ってください。空気が鼻のトンネルを、通ってお腹の中に吸い込まれていくのが判ります。そして、ほんのわずか止めてから、吸い込むときよりも、さらにゆっくりと長く息を、フーーーーと吐いてください。

    この呼吸作業を続けますと、脳にも酸素が十分に配給されて、頭の中はスッキリとして、神経のストレスがなくなり、身体もとても楽になります。

  6. 座ってするのが良いのか、立ったままするのが良いか:
    これは、その人によって、どの方法が身体の安定感を一番安全に感じるのかによって選択をしてください。疲れがひどくて立っているのも、座っているのも良くないと感じる場合は、ベッドの上に仰向けになって、両手は身体の両脇にだらりと投げ出すようにして、すこし両足を開いて実行してください。枕などは利用しないようにして身体をまっすぐにして寝てください。

  7. 静かなメロディーの音楽などを聞きながら実行すると、さらに効果があります。

      ストレスを少なくして、また介護に励んてください。

    (2004年12月13日 記載)
                             

     INDEXにもどる        前のページ     次のページ