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痴呆の介護の仕方

 
痴呆症介護ガイドブック」

8.「脳細胞の破壊」

脳には特殊な神経細胞が集まって中枢があり、心身の機能をコントロールしています。生理的な老化現象による神経細胞が減少するのと違い、痴呆の場合は脳の病気により、神経細胞が破壊され失われていきます。

         健康な細胞     障害を受けている細胞

図面参照 No.1 健康な細胞と障害を受けた細胞(イラスト:ストック)

また神経細胞がお互いに連絡するために神経線維がありますが、その線維も少しずつ破壊され、連絡能力を失っていきます。

そして人によりどの部分の細胞が、どの様に破壊し失われていくのかは、それぞれ異なります。大切なことは、脳のどの部分が破壊されつつあるのかを知ることです。

例えば前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉、中心溝など、それぞれの働きを持っています。神経科専門医でなくても、ある程度の判断はできます。

厚生省の「痴呆性老人の日常生活自立度判定基準の手引」を参考にすることも一つの方法です。また日常の痴呆性老人の言葉、行動、残されている能力などを観察することにより、脳細胞の記憶部分、言葉の理解をする部分、視覚部分、聴覚部分、運動部分など、どの細胞が破壊されつつあり、どの細胞がいまだ健在なのかをある程度知ることができます。

   
       (2002年4月30日 記載)


                         

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