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痴呆の介護の仕方(2004年)

   「痴呆症介護ガイドブック」

32. 手のマッサージと握り方」  1.「マッサージの仕方」

その3「マッサージA」:リラックス

  1. 部屋のカーテンを閉めて、照明をあまり強くしない。間接照明を推薦します。
  2. 静かな曲目の音楽をかける。音楽はマッサージが終わるまで聴くこと。CDなどで音楽を時間の経過を気にすることなく、何曲も聴けるように準備する。
  3. マッサージを受ける人(老人又はトレイニングの時は職員で、以後「受け人」と呼ぶ)を椅子に座らせ、両手を膝の上に軽く乗せ、両足を前に投げ出す様にしてリラックスさせる。足が宙に浮かないようにし、必要に応じて台を用意すると良い。
  4. 受け人の両肩に暖房を保つために、バスタオルをかける。
  5. 介護者は、受け人の前に椅子を出し、相手の膝に触れる程度の近くに座る。
  6. 両者ともに、2ー3分静かに音楽を聞く。
  7. 受け人は背と肩の力を抜いて、軽く目をつむる。両足は座っていても、滑らない安定した位置にもどす。
  8. 受け人は何も考えない様にして、介護者に身体をあずける様にして、介護者の両肩に腕をかけて力を抜く。介護者は両手で腕を軽く支える。2ー3分そのままの状態を保持した後、受け人の両腕を膝の上に戻し、静かにゆっくりと両者は離れる。
  9. 介護者は、受け人の椅子の後部に立ち、バランスの取れた立ち方をする。この時両足は肩幅くらいに開くと、力を必要とする時に安定した位置となるようにする。。
  10. 介護者は、両手をダラリと伸ばし、少しブラブラとゆすりながら、身体全体の力を抜き、約1分間その状態を保持する。受け人はその間、6の姿勢を保持している。
  11. 受け人の両肩からバスタオルを取り除く。
  12. 介護者は軽く両手の掌(てのひら)を、受け人の左右の肩に置く。その時、両手は首すじに近いところに静かに置く。
  13. 力を抜いて、両手を静かに置いたまま、目をつむり、その間なにも考えないで、音楽を聴きながら、そのまま2分間続ける。
  14. 相手の身体の暖かさが両手に感じられる様になる。
  15. 介護人は両手を静かに離し、ダラリと下げたまま、約30秒ほど立っている。
  16. おわり。
  17. 職員同士の場合はここで交代をして、3の動作から続けるとよい。

この動作は、これからマッサージをしようとする介護人と、マッサージを受ける人、両者がお互いに緊張感を無くす事にあり、特に受ける側にリラックスさせることを目的としており、大切な事前作業である。


(2004年4月7日 記載)

一人でも多くの介護者が、手のマッサージや握り方の方法を学び、老人達のために活用される日が来る事を期待しております。

                           

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