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痴呆の介護の仕方(2004年)

   「痴呆症介護ガイドブック」

32. 「手のマッサージと握り方」

一人でも多くの介護者が、手のマッサージや握り方の方法を学び、老人達のために活用される日が来る事を期待しております。

1.「マッサージの仕方」

その1「目的」


特別な場所と器具を必要としないで、いつでも、どこでも、ほんのわずかの時間で、介護者が老人にマッサージができることです。そして精神的不安定などで、老人とのコミュニケーションが困難なとき、介護者が老人にマッサージをして、精神の安定を与え、コミュニケーションができるようにすることです。


その2 「マッサージに必要な品物」

  1. オイル:
    このオイルは、市販のクリームやオイルとは違います。市販のオイルやクリームなどは、このマッサージに使用するため、約30分間使用テストをしたところ、マッサージで常に手の皮膚に塗り込む状態の作業を続けるために、皮膚の細かい穴をふさぐことがわかり、使用に適していません。
    検査の結果一番適しているのは:オリーブオイル/蜂蜜油(若い蜂の蜜から採集したオイル)を50%と、向日葵(ひまわり)の油50%を混合したオイルが、皮膚をふさぐことなく適しています。自分で混合させたい時は、十分にかき混ぜてください。この2種類のオイルが分離している状態になっていますと、皮膚に塗り込む時に、ネバネバした感触が残り人によっては嫌う人がいます。
  2. 普通のタオルニ枚。
  3. 膝掛けのない椅子を2個。もしも、老人の足が床に着かないで浮いている状態の時は、腿の下部が椅子に押さえつけられる状態になり、血液の循環を妨げますから、その時は、足元に台を置くなりして、足が宙ぶりにならないようにしてください。
  4. テーブル 1個。(グループの場合はその数だけ用意する)このテーブルの高さは、椅子に腰掛けた状態で、肘が机の上にそのまま乗せられるように、肘の高さに調節してください。それをする方法として、高さを合わせるように椅子に座布団などを置いて座っていただくと良いと思います。
  5. 音楽:
    曲目はリラックスするとこが出来るような、静かなメロディを選んで下さい。
    好ましい曲としては、自然を舞台とした曲が適しています。音量は低くくしてください。
  6. 部屋:
    他人が途中で入ってきたり、電話が鳴ったりしない静かな個室(グループでマッサージをする場合は小部屋でもよい)。
  7. 部屋には明るい照明があり、窓にはカーテンで必要な時に外部と遮断できる場所。直接照明よりも、間接照明を推薦します。
  8. 環境:
    香りの良い花などがあるとよい。匂いは気分転換には必要なものです。数人が一部屋に座ってマッサージを受ける場合は、換気に注意してください。
  9. 飲み物:
    少しつめたいジュースなどの飲み物を用意し、動作を変更する時に老人が飲んで、一息つくことができるようにしてください。
  10. 部屋の中は完全に禁煙してください。

    (2004年3月25日 記載)

                           

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