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痴呆の介護の仕方(2004年)

 
痴呆症介護ガイドブック」

32. 「手のマッサージと握り方」

一人でも多くの介護者が、手のマッサージや握り方の方法を学び、老人達のために活用される日が来る事を期待しております。

1.「マッサージの仕方」

ストレスがある時は大脳に刺激を与え、神経過敏となり、落ち着きもなくなります。しかし、身体を暖める、やさしく肩を叩く、老人の手を包むように握る、抱きしめるなどは、安心と幸せを身体に感じさせます。老人の心にもゆとりができて、一日の生活をのんびりと過ごすことができます。その一つに「マッサージ」があります。

ここで紹介するマッサージは、1990年代の初期頃から、スウェーデンの老人施設やグループホーム、デイ・ケアセンターなどで、実行されるようになり、作業療法士も応用し、老人達からも、介護者からも大変に効果があると利用されているものです。

現在では「痴呆性老人の介護の仕方」の教育を受ける職員の多くは「マッサージの仕方」も勉強します。スウェーデンの全コースは、講習が56時間と、実務講習が40時間計画されていますが、ここではその中の一部「手のマッサージと握り方」を紹介します。

この手のマッサージは、スウェーデンと日本のカルチャーの違いから、日本でも応用しやすいように一部変更しましたが、部分的には日本の昔からある指圧と、類似しているところがあります。このマッサージの方法には、特別な名前がなく、リハビリに活用される一般のマッサージと混合しないために、便宜上「サワノ式マッサージ」と呼ぶことにします。

日本で活用されている、作業療法士が利用しているマッサージは、数年間の専門教育と資格が必要となりますが、この「サワノ式マッサージ」は、約1時間の教育とトレーニングでできます。

簡単に施設で職員のみなさんが交代でトレーニングできるように、まとめてみましたからぜひ試みて下さい。



   (2004年3月19日 記載)             

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