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痴呆の介護の仕方(2004年)

 
痴呆症介護ガイドブック」

29-4 「食事と栄養について」

4. 「食事の準備は老人達と一緒にするように」

老人に残されている運動能力を活発にするとともに、過去の記憶を戻し、「自分にも何かがまだ出来る」という自信と希望、そして生きがいをあたえるためにも、食事の準備は介護者と老人が一緒にすることが望ましいことです。

タマネギの切り方を忘れていても、介護者が手を取り、自分でやらせることにより、昔の記憶が戻ってきます。たとえ時間がかかり、そのことしか出来なくても、老人は残されている能力を自分で知ることが出来、精神的にも、運動能力の回復面からも、大きなリハビリ効果があります。

老人の作業は、機能回復が不十分で、思考と行動が一致しません。そのために一つの作業にも、とても時間がかかりますが、介護者は老人をあせらせたりしないようにして、老人の動きにあわせて一緒に作業をして下さい。包丁などの怪我をしやすい危険な物は、老人の障害度によって判断し、時には周囲に置かないなどの安全管理をしなくてはなりません。


5. 「水分を切らさないように」


痴呆性老人におむつ等が必要になってくると、おむつ交換が面倒な事から、つい老人にあまり飲み物を与えないようになりがちですが、老人には特に水分の欠乏は身体によくありません。

定期的にお茶や生ジュースなど、あまり糖分の多くない飲料水を与えるようにして下さい。老人は喉が乾いてくると、部屋にある花瓶の水を飲んだり、トイレの水を飲んだりします。台所には、老人が飲みすぎないように、常に少量の飲み物を用意して置くとよいでしよう。

また、可能な限り家庭介護でも、毎日どのくらい、なんの飲料水を、老人が何時飲んだのかを記録することが必要です。なんらかの身体的変化が現れた時に、これの記録は医師の診断の時には、重要な判断資料となり、大いに役立ちます。

   (2004年3月4日 記載)

                 

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