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痴呆の介護の仕方(2004年)

 
痴呆症介護ガイドブック」

29-1 「食事と栄養について」

1. 「痴呆性老人介護では、食事も大切な介護であり、十分に考慮することが必要です。」

痴呆性老人の病気に、栄養失調が進行を早めることは知られていますが、特にビタミン不足は大きく影響を与えると言われています。

体力面では当然のことながら精神面でも、老人が栄養失調にならないように、十分に栄養のバランスを考えた食事を与えなければなりません。

食事の仕方をよく観察しますと、老人の気分、健康状態などを見分けることができます。また食事の仕方を見て、どの症状が健在で、どの障害が悪化してきたかなども観察することができます。

自宅介護を受けている老人の中には、身内家族のいうことも聞かず食事を十分に取らない老人が多く、特に栄養失調やかたよった食事にならない様に注意が必要です。

老人が食事をしたがらない理由として、空腹を感じないこともありますが、時には、大脳の後頭葉にある視た物の認知や解釈にたずさわる視中枢の障害により、箸やナイフ、フォーク、スプーンなどが、何のためにテーブルの上にあるのかが理解できなかったり、使用方法が分からない為に、それを周囲の人に知られたくなく、お盆を横に移動したり、わざとこぼしたりして食事の妨害をします。

老人はお腹がとても減っていることを感じた時、人前では食べ方を見られたくなく、周囲に誰もいなくなってから、手づかみで食べたりします。その場合は個室でゆっくりと食事が出来るように配慮し、そうした老人の気持ちも、理解して食事を与えることも必要です。

  (2004年2月19日 記載)

                    

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