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痴呆の介護の仕方(2004年)

 
痴呆症介護ガイドブック」

前回まで、『痴呆性老人との会話の仕方』をシリーズとして記載してきました。
ここからは、
「会話のときに注意すべきことは」を連載していきます。

28. 「会話のときに注意すべきことは」

痴呆性老人と話すときに、普通の高齢者と会話をするのとは異なり、注意しなければならないことがいろいろとあります。

日常の介護でよくみられることですが、時間に制限され、他の老人達も介護しなければならないとき、つい病人と会話をしていることを忘れてしまうものです。ましてや家族では、痴呆性老人に24時間振り回されているのですから、分かっていても精神的な余裕がなくなり、威圧的な指示語や禁止語をを使用してしまいます。

しかし、痴呆性老人は、理解力や判断力は低下していきますが、大脳の精神機能で感情に関する部分は、痴呆障害の中でも比較的長く残り、感情は敏感で、相手をよく観察していることを忘れないでください。

そして介護者のささいな一言が、老人の気持ちを傷つけます。痴呆性老人は、相手の言葉から、意味を理解する能力は少なくなり、言葉そのままを受け取ります。

痴呆性老人と会話をする時に、してはいけないこと:
  1. 老人に人差し指などを前に出して、相手を威圧するようなことは絶対にしないこと。
  2. 老人がいらついて大きな声をだして話しても、さらに大きな声で話さないこと。
  3. 会話をしているときに、相手の目から自分の目をはなしたり、よそ見したりして、話さないこ と。
  4. 相手が自分の話しや注意をきかないからと、相手の身体をゆすったりしないこと。
  5. 会話をするときは、離れすぎたり、近すぎたりして話さないこと。
  6. 相手を無視した話し方をしないこと。
  7. 質問をする会話はしないこと。
  8. 子供扱いした話し方をしないこと。

上記の注意事項について、次のページから、各項目を説明します。

(2004年2月3日 記載)                           

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