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痴呆の介護の仕方

 
痴呆症介護ガイドブック」

2 「痴呆症を理解すること」

在宅介護でも施設における介護でも、正しい適切な介護をするためには、痴呆症とは何かを理解するこがもっとも大切なことです。介護における日常生活で痴呆性老人の言葉、行動などを判断し、なぜなのかを知り、それに適応した介護をすることが必要であり、痴呆症を理解することにより、身内家族や介護者が余分な心配や不安を取り除くことができ、精神的、肉体的負担を少なくすることができます。

毎日、痴呆性老人を介護する老人ホーム、ホームヘルパー、ナイト・パトロール、ディケアセンターなどの職員が、痴呆について教育を受けていることが必要であり、それが身内家族への適切なアドバイスにつながり、誤解のない正しい介護が出来ることになります。

あえて言えばこうした施設では、痴呆性老人を介護する全ての職員に、痴呆に関する教育を義務づけるべきでしょう。さらに介護者のみでなく、そこに勤務する他の全職員が基礎的な知識を持つことが必要です。私は現在までに実に多くの施設を視察し勉強してきましたが、そこでは介護する職員に教育があるかないかの違いが、痴呆性老人の日常の生活はもちろんのこと、精神的にも肉体的にも病人が受ける影響の違いがいかに大きいかを見てきました。

統計的にみてもアルツハイマー型痴呆性老人は、一般的には痴呆の進度は早く、末期には重度の痴呆となり、症状が発生してから死亡までの年数は一般の老人病に比べて短かいものです。人生の終末まで有意義に余生を過ごせるように、よりよい介護がなされることが願いです。このホームページには部分的に、専門的な事も書いてありますが、その目的は福祉学校、看護婦学校、各種の老人施設などで「痴呆性老人の介護」に付いて教育指導の参考書ともなれば幸いです。

(2002年2月26日 記載)

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