

 |
痴呆の介護の仕方
|
 |
| |
「痴呆症介護ガイドブック」
12.「ぼけの始まり」
脳血管性痴呆や前頭葉痴呆では、発作の直後やしばらくたってから、ぼけの症状が出てくることがあります。しかし、アルツハイマー型老年痴呆の場合はゆっくしりと進行し、発作初期では日常生活の変化が少なく、早期発見はとても難しいものです。
しかし、もの忘れがあったり、友人の名前が思い出せなかったり、職場でやりなれている作業にミスが増える、などがみられるようになったら、まず「痴呆症」ではないかと疑うべきです。そして早期に医師による、例えば、もの忘れが老化現象による老年痴呆、脳血管性痴呆、初老期痴呆などかの診断を受けるべきです。
初期症状の段階で注意を要するのは、痴呆症の老人は病識(病気にかかっていることを意識する)があり、表面上は愛想もよく善人といった感じで、痴呆症ではなく、一時的な記憶障害などではないかと迷わされることです。
病人は自分自身が痴呆症ではないかと疑いを持った時は、少しでも隠そうとして、家族のいない所で記憶練習をしたり、トイレにまっすぐ歩く練習をしたりして、家族に自分は普通で健康であることを示そうとします。
家族は内心心配しながらも、一方では心のどこかで痴呆症でないことを望むことから、「やはりなんでもないんだ」と疑いを消そうとします。一番危険な考えであり、疑いが発生した時は、自分の考えのみで判断しないで、医師による正しい診断を受けることです。
アルツハイマー型痴呆の早期発見のポイント
(2002年6月30日 記載)
INDEXにもどる 前のページ 次のページ
|
|
|