スウェーデンの高齢者福祉介護連載:
三浦典子さん体験 その1.
自分らしくあるために〜スウェーデン高齢者福祉について〜今年3月11日から4月7日まで、「グローバルユーススタディ計画」の派遣生として約1ヶ月間スウェーデンを訪問し、福祉先進国と言われる北欧においての高齢者福祉の実態を勉強して来た。最初から最後までハラハラドキドキの連続で、毎日が体当たりの旅だったが、こんなに充実した時間を過ごしたのは本当に久しぶりで、そして一生忘れる事はないだろう。それくらい、私にはとても意義のある研修だったのである。
出発までの長い道のり・・・
昨年12月、いつも読んでいる世田谷区の区報に「グローバルユーススタディ」の記事が載っていた。「海外派遣」と「何かおもしろいこと、ない?」の言葉が私の心に飛び込んできた。私はその年、長年続けていた仕事から新しく高齢者介護という福祉の世界に飛び込んだばかり。もともとボランティアとして障害者や高齢者と関わってきたものの介護のプロとしてはまだまだ未熟で、仕事をすればするほど壁にぶつかる連続だった。そしてその頃、ちょうど読んでいたのが以前から興味のあったスウェーデンを初めとする、北欧の福祉に関する書物。単純な私は、海外=スウェーデンに行ける!という発想から応募を決意。じっくり自分なりのテーマを考えつつ、徹夜でなんとか応募の書類を書き上げた。しかしそんな勢いで応募したので、いざ連絡を受けた時には嬉しいと同時にとても驚いた。決定はしたものの、さあここからが大変!知り合いもいない、ましてや書物の中でしか知らないスウェーデン。全くゼロからの状態で準備を始めたために大変なことばかりだったが、幸運にも協力者に恵まれ、3月11日、なんとか無事に出発した。
(ホームヘルパー、三浦典子、東京:
2003年)
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