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認知症について 2014

 

ここに掲げる、「言わざる」「聞か ざる」「見ざる」のカットを象徴として、今まで日本国内であまり報道されなかったり、書物に書かれなかった、高福祉大国とまで言われた、スウェーデンの福祉の現状を、各種の資料を基に記載していきます。一時は理想郷とまで言われたスウェーデンの社会福祉は、今は昔話となっています。これからの高齢者の将来は、必ずしも政治家たちが言う通りではなく、すでに福祉の介護や質の低下は、大きな社会問題となっています。

アルツハイマー病に有効とされている薬は、実はあまり効果がないと研究発表:


アルツハイマー病は、アミロイド・ベータペプチドという物質が脳に凝集することで発症する、とされています。

ここ数年アルツハイマー病に効果があるとされている各種の薬が開発されています。最も世界的にも広く使用されている実績のある、コリンエステラーゼ阻害剤がアリセプトです。アメリカではすぐにリバスチグミンが競合薬として市販されました、日本国内で良く知られている薬に、このアリセプトがあります。

 

現代医学では、アルツハイマー病の進行をある程度まで遅らせる治療薬もできており、不眠や幻覚、妄想、易怒性などの症状にも有効といわれてきました。しかし、その治療薬は初期症状で有効となっていますので、早期発見が要となります。アルツハイマー病の治療薬はドネペジル(商品名はアリセプト)と言い、国内では製薬会社のエーザイによって開発、発売されています。

 

しかし、こうしたアルイハマー認知症に有効と期待されていた各種の薬は、実際にはほとんど効果がないと、アメリカの研究発表があり、世界の医学会で注目されています。認知症の一部の症状には薬が有効とされ、現在、病気をある程度遅らせる薬もあると言われてきましたが、この研究は、コンピューターのベースクリニックに登録されている400件の成果を調査確認したものです。その結果99%に近い確率で、本当にに効果があるという薬は発見できなかったと報告しています。医薬品会社は、早期効果を狙い、早期解決を急ぎすたと、カロリンスカ・インステュートの認知症専門医は発言しています。この失敗により多くのことを、研究者は学ぶことが出来たとも報告しています。

 

現存する薬の効果を得るには、早期発見と治療が必要ですが、ただ心配なのは、医薬品会社は、 この発表により薬品の研究開発に投資をしなくなることです。すでに一部の薬品会社は、認知症の医薬品研究を中止たところもあると伝えられています。

アメリカの研究報告に興味のある方は、下記のサイトをご覧ください。
Alzheimer's Research & Therapy:

http://alzres.com/content/6/4/37

Alzheimer’s disease drug-development pipeline: few candidates, frequent failures

 

          (2014年 7月10日 記載)

 

 

  

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