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認知症について (20 10年)

 

簡単に認知症のテストをする方法: その1: 「改訂・長谷川式簡易知能評価スケール」

 

認知症のテストをする方法として、いろいろな方式が紹介されています。
 

ここでは、最も一般的な方法として知られている、「改訂・長谷川式簡易知能評価スケール」、もっとも簡単な三宅式簡易認知症判定テスト、MMSE:( Mini Mental State Examination )などを紹介します。

  • 改訂・長谷川式簡易知能評価スケールは、下記のサイトでテストできます。
    簡単認知症チェック」 遊楽サイト: 
    http://www.u-raku.co.jp/03_u-raku/hasegawashiki/index.html
     

  • ミニメンタルステート検査(MMSE):

    1975年アメリカで開発された認知症診断用の質問項目です。
    ミニメンタルステート検査は、見当識、記憶力、計算力、言語的能力などの能力を問う11の質問からなり、30点満点で評価されます。
    MMSは、主として大脳後半部の機能を調べるテストとされています。
    質問の結果、24点以上で正常と判断され、23点以下で何らかの認知症の疑いがあるとされ、20点未満では中等度の知能低下、10点未満では高度な知能低下があると診断されます。
    長谷川式同様、比較的簡単な内容なので、どうぞ試してみてください。ただし、本人に質問する時の精神状態などでも大きく変化するので、結果だけで一喜一憂せず、このテストで、認知症の疑いを感じたら、
    医師(可能ならば専門医)とご相談をお勧めいたします。

    また、これも長谷川式同様「あまりにも単純な質問なので、検査を受けた方が真剣に答えなかったり、馬鹿にされていると考えてましまう」というケースもあリますので、あくまで参考資料としてください。

    質問内容:

    1. 日時(各1点、合計5点)
       
      •  今の季節は、何ですか。
      •   今年は、何年ですか。
      •  今日は、何月ですか。
      •  今日は、何日ですか。
      •  今日は、何曜日ですか。
         
    2. 現在地(各1点、合計5点)
      •  ここは、何県ですか。
      •  ここは、何市ですか。
      •  ここは、何病院ですか。
      •  ここは、何階ですか。
      •  ここは、何地方ですか。
         
    3. 記憶(3点)
      •  これからいう3つの言葉をいってみてください。
         後で聞きますからよく覚えてください。
         
      • 1:  a) 桜 b) 猫 c) 電車
      • 2.  a) 梅 b) 犬 c) 自動車

         1個答えられるごとに1点。  すべて言えなければ6回まで繰り返す。
         
    4. 7シリーズ(5点)
      •  100から順に7を引いていく。( 5回 まで ) 93, 87, 79, 72 ,65 (正当1個に1点)。
          最初が誤りでも、2度目が正解であれば1点。
      •  または、「フジノヤマ」を逆唱させる。 ( マヤノジフ=5, ヤマクジフ=1, マヤジフ=2 )
           
    5. 想起(3点)
      •  3で示した言葉をもう一度いってみてください。
         ( 自発的に解答があれば、各2点。 
          もし解答がない場合は以下のヒントを与え正解であれば1点 )

         a) 植物 b) 動物 c) 乗り物
         
    6. 呼称(2点)
      •  ( 時計を見せながら ) これは何ですか。 正解で1 点。
      •  ( 鉛筆を見せながら ) これは何ですか。 正解で1 点。
         
    7. 読字(1点)
      •  次の文章を繰り返す。「みんなで、力を合わせて綱を引きます」  
         ( 1回のみで評価 ) 
         
    8. 言語理解(3点)
      •  次の3つの命令を口頭で伝え、すべて聞き終わってから実行する 。
         
       「右手にこの紙を持ってください」
       「それを半分に折りたたんでください」
       「机の上に置いてください」   ( 各段階ごとに1点 )  
       
    9. 文章理解(1点)
      •  次の文章を読んで指示に従ってください。「眼を閉じなさい」  
          
    10. 文章構成(1点)
      •  何か文章を書いてください。
         
    11. 図形把握(1点)
      •  次の図形を書き写してください。


     

     

  • 三宅式簡易認知症テスト:
     

    このテストは「年齢」と「生年月日」の2項目を聞くだけで,おおよそ認知症か否かの判断ができる簡便なテストです。
    これは高齢者に試されているという印象を与えないで,かつ認知症をおおよそ判断できます。
    テストの方法は,通常の会話のなかに質問を組み込みます。
    まず年齢を聞いて,正確に答えられれば,テストは終わりです。

    年齢が答えられなければ,問い詰めないで、質問を切り替え「ところでお生まれは」と生年月日を聞きます。これも答えられないと問い詰めないで「昭和生まれですか,大正生まれですか」と質問を変え,テストは終わります。例外はありますが、年齢が言えないとほぼ認知症 の初期段階と判断してよいでしょう。
     

    認知症 ×
    年齢 × ×
    生年月日 ×

     

認知症の重症度の評価方法は、質問式と観察式の2種類があります。
上記の紹介したテストは、初期や中期(軽度〜中度度)の認知使用検査には有用です。

しかし、認知症の後期(重度)になってきますと、質問には答えることが困難になるため、観察式の検査(NNスケール、柄澤式、CDR,FASTなど)を組み合わせて検査すること良いかと思います。

 

「N式老年者用精神状態尺度(NMスケール」による認知症テストは、次のページをご覧ください。
柄澤式「老人知能の臨床的判定基準」による認知症テストは、ここをクリックしてください。

 

  

   ( 2010年12月16日 記載 )

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