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痴呆症について (2007年)

 
難聴者は認知症になりやすいか:

聴力の低下と認知症の関連については、今まであまり研究されていませんでした。スウェーデンのカロリンスカ大学病院では、認知症高齢者に難聴者が多いことから、なんらかの関係があるのではないかと研究が進められています。

HRF、2006年度年間報告書によると、スウェーデンの65歳以上の高齢者の内、約38パーセントが難聴障害を持ち、65歳から84歳までの高齢者の内、37万9千人が何らかの難聴障害あると報告しています。

カロリンスカ大学病院の研究では、認知症高齢者の多くは聴力が落ちていることから、認知症障害と難聴には、何かの関連があるのではなかいとみられています。そのため今迄この分野の研究はなく、研究調査する必要があると報告しています。30年後には、4人に一人が65歳以上と予測されており、早期発見による認知症増加対策が必要とされています。
現在知られているところでは、高齢者が難聴障害を受けると、早く認知症なりやすいと統計が出ています。

この難聴に対するリハビリが早期に実施されれば、認知症増加を抑えることに役立つものと推測されています。

カロリンスカ大学病院では、この調査のために、50歳から80歳までの高齢者を対象に、三つのグープに分けて調査をしています。

第一のグループは、軽度の難聴者を対象とし補聴器を使用する。

第二のグループは、軽度の難聴ではあるが、補聴器の使用を研究期間中はしない。
第三のグループは、普通の聴力を持ち、一切補聴器を使用しない。

さらに、これらの三つのグループは、それぞれアルツハイマー認知症等の有無による三つのグループに分けられています。

現在までの報告では、参加者の40パーセントが認知症研究の対象者であり、そのうちアルツハイマー型認知症者が、約12パーセントとなっています。さらに興味があるのは、聴力低下が始まった高齢者に初期の段階で補聴器の使用をした者は、なんらの認知症障害の症状を表していなことが判明しており、今後の研究結果が期待されています。

  ( 2007年3月29日 記載 KS資料参照 )


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