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学校と教育 (2004年)

 
スウェーデンの高校教員は、4人に1人が教員資格をもたない無資格教員:

このほどOECD(経済協力開発機構)が実施した、学校教員実態調査報告書によると、調査対象となった14カ国のなかで、スウェーデンが教員資格を有する高校教員が最低数であることが判明した。この調査は The International Survey of Upper Secondary Schools (ISUSS)によるもので、調査対象国は、Belgien, Denmark, Finland, France, Hungary, Irland, Italy, Korea, Mexico, Norway, Porutgal, Spain, Sweden, Swiss である。

この調査は11種目に渡り、例えば教員の実態、IT教育、コンピユーターの利用度などを含めたもので、2001−2002年に約4000校を対象としたものである。その調査によると、スウェーデンの高校教員は正規職員の内、約27%の教員が無資格であることが判明、調査国では最高の数字である。これは、4人の内1教員は、資格をもたない者が高校教員として、生徒指導をしていることになる。臨時職員では、二人に一人が資格を持たなという。

学校省職員は、スキャンダルだと発言、1979−90年代に教育学部学生の入学増加を期待していたものの、実際には教育学部希望生徒は減少、教員不足はいずれの学校でも同じで、早急の対策が必要とされているものの、実際には教員の社会的地位低下、低給料の問題などがかさなり、生徒の増員は望めない状況である。

しかし、IT教育については、スウェーデンは生徒3人に一台のコンピューターを保有し、例えばスペイン、メエキシコなどは生徒15人に対して、一台のコンピューターの保有率と低く、それに比較して、デンマーク、ノールウェイなどと第一位の位置を分けあっている。

生徒数に対する教員の割合をみると、ノールウェイがもっとも多く生徒8人に教員1名である。スウェーデンは、デンマークとほぼ同一の、10−11人の生徒に対して1教員とOECD諸国の中では中間の位置を示している。

ちなみに、日本の隣国韓国は、全ての教員が有資格者である。

有資格教員不足は、OECD全体にみられ、今後も教育学部生徒の増加が必要なのは、いずれの国も同じ悩みをかかえているという。
                   
 (OECD 報告書参照 2004年2月8日 記載)
 

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