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社会ニュース (2004年度記事)

   
退職希望年数は:

今年2月のTCOの報告書「何歳になったら退職したいと考えているか」によると、労働者の半数は定年65歳前に仕事を辞めたいと希望し、5人に4人は可能ならば辞めたいという。

これはTCO組合員、18歳から74歳までの1300人を対象に調査した結果である。ちなみに定年は65歳であるが、幹部職に限らず労働者でも70歳を超えても仕事をしている者がいる。定年前退職者の平均年齢は60歳前後が一番多い。3年前の調査では、45%が定年前に退職したいと希望または計画していた者が、今回の調査では、53%と増加している。

65歳の定年で退職したいと希望し計画している者は、2%から8%に増加。

調査によると、高等教育を受けている者、平均給料の高い者に多く見られる。男女別で3年前の調査では男性に希望者が多かったが、その差はすくなくなった。しかし、早期退職希望者の中で、労働テンポを低下または労働時間の短縮と、環境が改善されれば定年まで勤務したいと希望する者が多いことは、優秀な経験者で年齢層が高い職員を抱えている経営者は注目すべきであるという。

この定年前希望退職者の数字増加はTCO幹部によると、重要な労働者が減ることになり、近い将来労働者不足に繋がることを意味していると警告している。

参考までに、下記にTCOの調査結果を記載する。

1.定年前に退職したい一番の理由は何かの質問に対する回答:

  2001 2003
組合交渉にて認めている
肉体的に重労働、ストレスを感じる  22 26
経済的に余裕がある 10 12
仕事のみでなく、他の事もしたい 54 48
その他


この質問は65歳前に退職したい者のみを対象としたものであるが、前回の調査とほぼ同等の回答を得ている。興味があるのは、仕事のみで人生を終わることなく、健康な内に他のこともしたいと希望する者が多いことは明確であるが、前回よりも少なくなり、肉体的に重労働とストレスを感じるが増加したことは、能率化と効率を求める会社の経営方針が大きく影響していることを示す。
また、経済的に余裕があると回答した者が増加していることは、経済不況の中注目に値する。

2.何が定年年数に一番影響を与えているか:

  非常に重要である それほど重要でもない
労働環境 75
作業、労働テンポ(作業時間) 78
職業や職場を変える 20 37
住居の移動 64
定年前の労働時間の短縮 63


この質問は、定年まで労働したいと希望する時に、次の項目で何が一番重要と考えているのかの質問に対しての回答である。この質問は2001年には実施されていないため対象とすることはできない。

調査結果では、女性の方が男性よりも労働環境、労働テンポ、および労働時間の短縮が大きく影響すると答えている。この労働時間短縮とは、現在マスコミでも大きく取り上げられている6時間勤務を示し、また、高齢による時間短縮で、一日75%、60%、50%など各種の勤務体制があり、それを活用することも含めている。

   
(TCO 参照 2004年3月15日 記載)
               

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