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社会ニュース (2003年度記事)

    
スウェーデンの会社の人員整理の方法は?

日本では、会社が人員整理、つまりリストラをするには、 肩たたきとか、窓際族という方法があると聞くが、スウェーデンでは、そんな周りくどい方法は取らない。SEKO(サービスとコミュニュケーションの労働組合)の報告書を見ると、典型的なリストラ方法の実例が記載してある。

その方法とは、単刀直入方式だ。人員派遣会社の本部に6年も勤務していたベテラン職員を退職させるに、まず最初に職員に社長が伝えたのは、「月給をさげる、嫌なら首にする」。

6年もの長い間勤務した職員は、人員派遣会社に勤務し、新入社員の教育指導、現場援助などしてきたベテラン職員達。会社設立当時は派遣依頼が少なく、他社のベテランを引き抜きして採用した職員である。

現在会社の経営は順調になり、派遣員として長期勤務職員が多くなり、会社は指導員達を必要としなくなった。そこで社長が考えたのが、職員の給料を大幅に引き下げる事である。そして職員を呼び言い渡した言葉は、「現在の給料Skr24,000:−から、Skr14,000:−に来月から引き下げにする、嫌ならば首にする」。当然長年会社のために勤務してきた職員は、店員よりも少ない大場に引き下げられる給料に納得するわけがなく、答えはNo!。会社は仕事が無いことを理由に、職員を首にした。

組合を通して職員は、会社を相手にして裁判所に、会社が職員を再採用をするか、損害賠償を支払うかの、請求手続きをすることになった。この話を例外かと思ったが、実例はたくさんあり、不況対策の方法として会社が給料の多い職員をリストラし、その後に新入社員を安い給料で採用するという方法を取るようになってきたという。SEKOの報告書には多くの実例が記載してあった。

ある移民者の会社職員は、「スウェーデン人は親切だって、冗談じゃないよ!!彼らは自分の利益しか考えていないよ。デモクラティーなんて、通用するのは表向きだけさ!!そしていつも最初に首にされるのは、我々外人さ!!お金が大切なのさ!!」と会社のやり方に憤慨していると、ある会社からリストラされた職員の言葉が書いてあった。

   (SEKO 参照 2003年12月22日 記載)
  

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