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スウェーデンの職員の給料は平均して、日本とは??


福祉に従事する職員の給料を調査してみた。日本から訪問する福祉関係者や会社員と給料の話をするときに、日本は年功順制度がまだ残っている。さらに同じ職場に何年勤務したかによって給料も異なれば、学歴によっても給料がことなるシステムであることが確認できた。

それでは、スウェーデンでは、どんなシステムなのか。ここに簡単に調査結果報告を記載、皆さんの職場と比較してみてください。コミューン(地方自治体)職員組合の資料による報告です。

最初に給料システムを簡単に説明します。日本とは違い、スウェーデンの場合は、キャリーヤーで職場交代する人は、本人が月給をどのくらい希望するか、自分で交渉することにる。

しかし、コミューンに勤務する職員で、例えば福祉関係職では、年齢に関係なく高校卒業したばかりの若者も、学歴のある人も、30,40,50歳になっている人も関係なく、新規採用された職場では新任の給料計算となる。ただし、年齢が50以上の場合は、高齢者計算がとても少ない金額であるが加算される。

ストックホルムコミューンの例では、都市交通勤務職員、高齢者職員、児童福祉職員などの場合は、最初の6ヶ月は採用試験期間となり、初任給の最低給料から始まる。その後12ヶ月計算で更新し、3年半後には、最終給料となる。

つまり入社して3年半後以後の昇給は、毎年または各年ごとに組合が経営者と交渉する昇給しか期待できないことになる。

1994年度と2001年度の比較調査をしたところ、スウェーデン国内の平均給料は、この期間男女共に約30%の昇給があった。しかしコミューンの機関に勤務する職員には、年間平均3%の昇給しかしていない。

昇給率で一番良かったのは、銀行や保険会社の管理職勤務者たちで、53.3%の昇給である。これは、一ヶ月の給料では、平均約10,000のkrの増加である。

それに対してコミューン勤務職員で、例えば高齢者福祉関係、学校、児童福祉などは、一ヶ月平均約2,800krの増加がみられるのみである。これらの職場は勤務者のほとんどが女性で攻められている職場である。

上記の福祉職員の給料で2001年度を見ると、建築作業員に比較して一ヶ月約6,000kr、工場作業員よりも一ヶ月約3,500krほど低い給料である。これはホテル、レストラン従業員と同様に低い給料である。

また、数年前に比較して現在では、男女の給料差額が大きくなってきている。しかし、この男女の給料差額は、同一職業の場合一般会社では、さらに大きな差があり、平均して一ヶ月6,000krと差があり、給料の男女差別は言うまでもない。

ちなみに現在SKRに対する日本円は、Skr100:00 = ¥1 241である。調査結果に興味ある人は、「統計表2」をご覧ください。

(KMA 統計資料参照 2002年2月11日 記載)

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