From Stockholm
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社会ニュース (2003年度記事)

 
ついに、自警団発足:

日本の昭和初期時代に町や村では、民間人が臨時消防士になったり、警察官不足から自警団の組織が存在した事をご存知の人もいるかと思う。スウェーデンの北部に、警察署及び警察出張所廃止から、事件が発生した時に警察に連絡しても、一番近い警察署はなんと500kmも離れた都市にあり、そこからパトカーが飛んでくるという。

経済不況は、ついに警察業務の限界を超えてしまった。先日のTVのニュースや新聞報道によると、国家警察予算節約から、警察庁はやむ得なく過疎地の警察署や出張所を整理することになり、スウェーデンの北部は、無警察地帯となった。そのため、地域の住民達は、日常の生活を自分達の手で守ろうと自警団を設置した。

北部の町で事件が発生しても、警察官がいつ来るのかは、まったく当てにならない。警察官人員整理と、さらに過疎地勤務のなりてがなく、北部全地域で警察署があるのは、ウメオ・コミューンであり、もともと500kmの距離がある上に、必ずしも警察官の業務がその時に空いているとは限らない。

この500kmの距離は、ストックホルムから直線距離で計算すると、デンマークの首都コペンハーゲン迄あり、日本で言えば、東京から姫路または、東北の岩手県盛岡市までの距離に相当する。これでは、地元の人たちは警察官が来るのを待ってはいられないと、自警団を組織したものであり、警察も承認していると言う。

スウェーデン北部は、元ソビェツトの統治が破壊してから、ソ連人やバルト海諸国の人間が、フインランドの国境を越えて入国してくるようになり、国境近くでの売春も増加し、窃盗や強盗事件も多く発生するようになった。
              
 
警察が自分達の生活を守ってくれない以上、自分達の手で守るしかないと住民は言う。そのためには、自警団は必要だと・・。   

   (STV,LT 資料参照 2003年12月7日 記載)
               

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