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社会ニュース

                    
スウェーデン国内の貧富の差は、1990年代から大きくなってきた。

統計局の資料を見ていて、気が付いたことがある。1990年代の初期から、国内の貧富の差はおおきくなり、地域差も明確になってきた。

特にに高級社会族と呼ばれている、会社職員や技術職員と比べて、労働者階級は、この10年間の給料の増加は少なく、さらに母子家庭では、その差は大きく、子供を託児所にもあずけられない、生活困難な家庭が多くなっている。

低給料所得者を見た場合、1990年代から、2000年代までに、インフレーションの計算を考慮してみても、昇給計算わずか3−6%の増加である。これは、この10年間で、約20−26%の増加である。

これに対して、幹部職、技術職などを見ると、低給料所得者に比べて、倍以上の昇給をしている。職種によっては、300−400%の昇給をしているのもある。

貧富の差は、住宅事情に明確に反映しており、ストックホルムの中心地高級住宅に住む者と、郊外の低所得者地域、特に外国人移民が多い地区とに別れている。

高所得者地域は、庭などを持つ一般住宅に住み、市内でも高級アパートに住んでいるが、低所得者の住人は、高層アパートに詰め込まれ、銀行や商店など公共サービスも悪い地域にし集合している。無職者が多く、犯罪も多く、町全体の環境も良くない。

特に目立つのは、スウェーデンの南部地区にある都市マルモとか、ヨーテボルグなどは、住民の半数近くが外国人移民者で、社会、福祉、教育、犯罪、カルチャーなど各種の多くの問題をかかえており、対策がのぞまれているが、経済不況と企業の人員整理、会社閉鎖による強制退職など失業者が増加する中、どこまで改善されるか、予想できない状況にある。

確実なのは、貧富の差は毎年増加していくことである。1980年代に誰が、現在のような貧富の社会的問題が発生すると予想しただろうか。

(統計局資料参照  2002年5月28日 記載)

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