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社会ニュース

                    
母子家庭の多くは、夏休みに旅行に行くお金もない??

スウェーデンの経済不況により、退職者が増加している中、母子家庭のみでなく多くの低所得者家族は、夏休みに子供と旅行するお金もなく、345 000人の子供は、貧しい家族と住んでいる。これは、5人の子供に対して1人の割合である。

その中で一番経済的余裕のない家族は、子供を抱えて生活している母親のみの家庭である。中には学生結婚している家族では、夏休みの間は教育手当ての支給もないことから、アルバイトの収入は、生活費に当てなくてはならず、夏休みの旅行する余分なお金がないのが実情である。

ある二人の10代の子供と生活している母親は、子供にアイスクリームを買ってやるのが、私に出来る精一杯の夏休みのサービスだと言う。子供が夏休みの後、クラス仲間から、外国旅行などしたと聞かせられ、君の家はどこかに旅行したかいと、聞かれたとき、なんと答えるのだろうかと思うと悲しいと言う。

一番近い隣の国デンマークに行くには、最低5000クローネはかかる、とてもそれだけのお金を支払う余裕などないと言う。離婚したり、同棲生活をして子供を産みながら、別れた母親と子供の家族は、経済的にとても苦しい生活をしている。

国内の政治家たちが、外国にはあまり知られたくない、国民の生活状況の現実である。1980年代の末期までに見られた、高福祉社会で国民全体が、豊かな生活をしていた近代工業国は、昔の話である。現在は貧富の差は毎年大きくなってきている。

統計からみると、10人の子供内1人の子供が、社会保障で規定している、最低基準以下の生活をしていることになる。少なくても、18歳以下で、約30万人の子供が、夏休みに、子供のコロニー(両親が働いている期間、島などにキャンプ生活をしたり、子供が共同生活のできる場所)に経済的理由により参加できず、過去12ヶ月間に、一度も夏休み旅行をしたことがない子供たちである。

ちなみに、社会保障で規定している最低基準で貧しい家族とは、一家庭で、大人二人がそろい(これは必ずしも夫婦とは限らず、同性生活者の家庭も含んでいる)、子供が二人いる場合、2000年の基準では、家族収入が月に税金支払い後でSkr14 021:− または、それ以下の収入の場合をいう。これには、当然子供の養育手当て(二人の子供の分)が含まれている。 

(AF参照 2002年7月17日 記載)      

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