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社会ニュース (2003年度記事)

     
児童の人権と、子供への暴力:

スウェーデンの社会福祉法及び親子法で、子供の人権を守り尊重する事を推しているが、同時に体罰、暴力などを禁止している、実情はどうなのか:

スウェーデンも多くの国にみられるように、子供たちは学校の先生や親達などに、体罰を受けたり、暴力を受けたりしていたが、子供の人権を守るために、1962年に、学校に於いて教師達が児童生徒に体罰を与えたり、暴力をふるってはいけないと、「学校内暴力禁止法」が制定されて、子供の人権を守ることになった。

しかし、この法律では、学校内のみに於いて禁止したものであり、郊外や家庭における子供への暴力や体罰などは禁止ではなく、特に家庭内における子供への暴力が増加し、この法律の改善が要求されるにいたり、前記の学校内暴力禁止法をも含めて、1979年に特に「子供に対する暴力禁止法」が新しく制定された。

過去の統計からみると、10人の内9人の子供の虐待、暴行は家庭内で発生している。また、多くの場合、男が子供に対しての虐待、暴行をしているが、しかし、届出の三分の一は、女によってなされている。

1993年に、子供の虐待について警察に届出があったのが、3365件であったが、
2002年には、7235件と約115%の増加を示している。

その内訳を見ると、0−6歳児に対する虐待、暴行は、2001年には、約900件であったが、2002年には、約1000件と増加している。また、7−14歳児までの届出に対しては、2002年には6200件、約4%の増加となっている。

警察、児童相談所などの関係者は、犯罪そのものが増加しているものではなく、届出をするようになったことが増加してきたものと理解していると言う。

 (BRA 統計資料参照 2003年2月10日 記載)

                         

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