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社会ニュース (2003年度記事)
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児童の人権と、子供への暴力:
その実例 1.
スウェーデンの北部地域の町、スンスバル(Sundsvall)では、産後まもない幼児が病院の産婦人科を退院して数日後に、19歳になる若い夫婦に暴行を加えられた。
この幼児は、2002年11月22日に病院にて出生したばかりの女の子で、6週間になったばかりであるが、病院に夫婦が子供の状態がおかしいと届出をした時、担当医師は、幼児の身体を検査した結果、暴行を受けたことを確認、警察にすぐに届けたものである。
再診察で、届出のあった当日のみでなく、出生後わずか6週間の幼児の身体の何箇所にも、古い暴行を受けた跡があると診断された。母親は、警察の取り調べに対して、「数回、幼児を強くつねった」と告白している。しかし、症状が悪化し、母親自身が病院幼児を連れていたったと言う。
診察した医師は、今まで長い間医師としての勤務で、初めてこのような幼児に対する暴行を見たと言う。ひどい暴行を受けた、幼児の健康状態は、安定しているという。
地域のコミューンの福祉課は、若い両親から幼児を、保護を理由に取り上げ、福祉家庭にて、裁判が確定するまで、養育することに決定した。
(BRA. BRIS 資料参照 2003年2月11日 記載)
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