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2003年に、労働による怪我、死亡、そのた障害を受けた人は、138 800人:
労働環境省(AV)の報告によると、2003年度労働による怪我、死亡、そのた障害などを受けた者は、13万8千で、その内女性が51%、男性が49%である。
統計によると、20%が労働による病気、30%が労働障害により病気休暇をした者、40%が労働障害を受けたが病気休暇をとらなかった者、10%の労働障害者を受け、長期病気休暇をしている者または障害が原因で勤務の続行が不可能となり病気退職した者である。
2002年までは、労働による障害を受けた者は、医師の診断を受け国民保険省に報告され、同省から労働環境省に報告されていたため、事務報告の時間がかかり、報告ミスなどがあり、労働障害の内容と実数を正確に把握する事は出来なかった。
そのため2003年から事故などが発生した場合には、障害の度合い、または医師の診断の有無に関わらず、経営者が直接に労働環境省に書類報告をする義務づけがなされ、実態把握が容易となり、障害や事故の内容により、事故発生の原因を分析し、勤務体制や作業内容の改善などを早期に指導することも可能となり、労働障害を少なくするとともに、病気休暇をすくなくするように対策を取ることができるようになった。
事故報告のシステム変更により、2002年と比較することは正確ではないため、2002年度の統計はここには記載しない。
参考までに、下記に労働障害の内容について、男女別の統計を記載:
人 数 |
障 害 の 種 類 |
女性 |
男性 |
|
25
300 |
労働による障害と病気 |
55
% |
45
% |
36
600 |
労働事故により病気休暇した者 |
38
% |
62
% |
52
300 |
労働事故を受けたが病気休暇をとらなかった者 |
55
% |
45
% |
13
500 |
労働事故により、長期病気休暇中または、病気退職した者 |
65
% |
35
% |
(AV 統計資料参照 2004年2月11日 記載)
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