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社会ニュース(2012年度)

 

 

増加する離婚:

 

スウェーデンの若い世代のみでなく、20年30年と寄り添って生きてきた中高年者の離婚も増加しています。法律が改正され、結婚者と同棲者との差別がほとんどなくなり、実業者、政治家たちにも同棲者や同性 愛者同士の同棲および結婚も多くあります。 日本のマスコミの興味本位のくだらない報道騒ぎと異なり、スウェーデンでは政治家たちの私生活については、ほとんど記載しません。これが本当の個人保護ではないかと思います。

 

若い世代には結婚することが、それほど人生の重要な分枝点とは思っていない人も多くいます。 好きな人と寄り添い、嫌になればさらりと別れる、別れた後も友達付き合いを続ける、そんなケースが多いです。

 

その影響なのかは定かではありませんが、離婚しても若い女性の立場はある程度保証されていますし、また離婚することにより発生する慰謝料問題もなく、社会的にも離婚組を差別化する傾向が無いことも、離婚が簡単に実施されている一因ではないかと思います。 その反面現実には離婚した女性は、育児と仕事の両立が困難となり、勤務時間の短縮などで経済的にも苦しく、社会保障を受けている独身女性が増加しています。

 

下図の統計には、同棲者同士が別居生活した数字は、この離婚組の中に含まれず実際には、離婚組以上に子供を持ちながら同棲者が別れて生活している 、シングルマザーが多いといわれています。また熟年離婚と言われる、50歳以上の離婚も増加しています。

 

高齢で離婚する者が増加することは、独身者が要介護の高齢になった場合、家庭内で介護や看護をしてくれる者がいないことになり、ホームヘルパーや高齢者施設への入居が増加します。 その為高齢者対策にかかる費用は、増加するばかりです。その対策にコミューンは頭を悩ませていますが、特に地方では若者に仕事が無いために、都会に移動する離村率が増加し、残る高齢者を見守る家族がいなくなり、人口は減り、税収入も少なくなるなど、いろいろな弊害が伴います。この先人口の少ない地方のコミューンは、統合されて廃止されるのではないかと懸念されています。

 
年代 総人口 結婚者数 離婚者数
1970 8 081 229 43 278 12 943
1980 8 317 937 28 653 19 887
1990 8 590 630 37 569 19 357
2000 8 882 792 40 477 21 502
2010 9 415 570 50 730 23 593

 

ちなみに、50歳以上の離婚は、2000年には、9 425人でしたが、2010年には11 812人と増加しています。

 

  

      男女ともに離婚届けをした時の年齢を示す               正式に結婚届をしてから、離婚届けまでの期間を示す


   ( 2012年2月8日 記載  SCB 報告書 資料参照 )

 

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