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社会ニュース(2011年度)

 

 

スウェーデンの年金シリーズ:

 

その3 :  将来の年金保障は??

 

高齢者の間で話題になるのが、90歳になった時に果たして年金だけで生活ができるのかということです。現在19040年代に出生した多くの人が定年になっていきます。高齢者たちの会話を聞いた時に、確かに90歳まで生きる人は少ないかもしれないが、その時に年金はどうなるのだろうとか思い少し調べてみました。

 

1900年代の初期には、年金問題はそれほど重要ではありませんでした。しかし、現在では長生きする人が多くなり、高齢者にとっては重要な会話の一つとなりました。統計をみると1900年代には90歳以上の女性は、わずか1750人でしたが、今は45 000人ほどいます。男性では760人から15 000人と増加しています。
  

多くの人はたぶん90歳まで生きることはないかも知れないが、この記事を読む読者の中には、両親よりは長生きする確実が多いと思います。100年前までは年金が受領できる67歳まで生きた人はそれほどいませんでした。 当時の平均寿命年齢は低いものでしたが、現在では定年後20年以上生きている人は多くなりました。今後も寿命は延びていくものと思いますが、果たして国が年金の支払いをする資金は足りのでしょうか、それらの不安を解決するために、今は若い人も将来の個人年金貯金をするように名乗ました。つまり国民年金のみでは不安だということです。

 

最低保障年金は、死亡するまで受領できますが、個人で貯金した年金は、種類によりますが5年から数年で終了します。また所得比例年金は普通20年位です。

 

これは定年後20年以後または年金者によっては、それ以前に年金は少なくなり最低保障年金のみとなります。今の若者にかぎらず、定年を迎える高齢者は十分に将来の経済を検討する必要があるということです。

日本で言われているほど、スウェーデンの高齢者の将来は保障されているものではありません。

 

年金を受けるには、いろいろな方法があります。

 

スウェーデンの定年は65歳です。早期定年者として退職することもでき、年金は61歳から受けることができますが、その場合は将来に引き続き減額年金となります。雇用者側と話し合いが成立し本人が希望するならば、67歳まで勤務することもでき、年金もそれから受け取れば、年金受領金額も増加します。貯金や株などで財産に余裕がある者が、高年齢で年金の支払いを受け取るならば、その年金はさらに多くなり、普通年間7-8%の増加となります。希望するならば、フレミアム年金のみ受領することもできます。

 

最低年金保証:

 

ちなみに現在(2011年)の最低年金保証金額は、税込みで独身者は毎月 Skr 7 597:-、既婚者は毎月Skr 6 777:-となっています。年金は自動的に受け取れるものではなく、本人が申請をしなければなりません。最低年金保証の全額年金を受領できるには、スウェーデン国内に16歳になった時から、最低40年住み64歳になっていることが条件となります。もしもスウェーデン国内に40年未満の在住期間の場合は、不足年数ごとに、1/40減額となります。例えば、27年間スウェーデンに住んでいた場合、27/40の割合となります。EU諸国に住んでいた者および、亡命による移民者に対しては特別規定があります。

 

年金は一度に全額受領する必要がなく、25%, 50%, 75% または 100%と分けて受領することができます。年金は毎月支払いを受け、税金も支払わなくてはなりません。

 


   ( 2011年1月31日 記載  SPM 報告書 資料参照 )
 

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