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社会ニュース(2009年度)

   

スウェーデンの中絶状況:

 

スウェーデンでは、ここ数年子供の出生率は増加しています。しかしその影には中絶もまた多くあります。その実態を調べてみました。

スウェーデンでは1938年にすでに、中絶が法的に認められるようになりました。この当時は、最低二人の医師の承認を必要としていました。現在の中絶法が制定されたのは1975年で、二人の医師の承認は必要とはしなくなり、女性本人の意思によるものとなりました。。そして徐々に中絶の増加が認められるようになり、年間3万件から3万8千件となりました。1990年から1999年度には一時中絶は少なくなりましたが、その後また2000年以後中絶は増加してきました。2008年には、38 053 件と前年度の2007年の37 205件に比較して増加を示しています。これは、1000人に対して、2007年度の21.0人に対して、2008年度は21.3人と約1.4%の増加です。
 

中絶をする年齢層も変化があり、1975年度には、1000人の妊婦の内30人が十代の女性でした。同じく27人の妊婦は、20歳から24歳の女性でしたが、1977年頃からその比率には変化が起き、十代の女性よりも20歳以上の女性に中絶が多くなりました。2008年度には十代の24.4人が中絶し、2007年度に 比較して1.6%の減少でした。これは地域によっても大きな変化があり、人口の多い都市ほど、地方に比較して中絶が多くなっています。

 

妊娠期間との関係をみると、約76%が妊娠9週間前に中絶しています。

                                                                                                        カット:I.Ishida

 

過去の中絶記録:

年  度 中 絶 数
 1946 - 1953 28 000
 1954 - 1963 32 000
 1964 - 1974 87 900
 1975 - 1983 294 763
 1984 - 2006 772 300
       2007 37 205
       2008 38 053


2006年度に中絶した北欧各国の人数と、15歳から49歳までの年齢比較(1000人に対するパーセント)

国 名 合計数 15 - 19 20 - 24 25 - 29 30 - 34 35 - 39 40 - 44 45 - 49
デンマーク 15 529 16.7 22.5 18.2 16.1 12.5 5.6 0.5
フインランド 10 655 14.0 17.9 12.0 9.8 7.7 3.2 0.2
アイスランド 904 15.7 23.8 19.5 12.0 9.2 3.5 0.5
ノールウェイ 14 417 16.3 28.0 20.6 15.6 11.0 4.3 0.3
スウェーデン 36 045 24.6 33.1 25.2 19.7 15.7 6.9 0.6

 


   ( 2009年5月27日 記載 SOS資料 )
 

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