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社会情報 (2005年)

                    
ストックホルム県財政は、余裕があるのか、それとも財政難??

昨年末から、ストックホルム県は経済不況を理由として、厳しい財政節約をしてきました。例えば、病院の施設の縮小や、各種専門医療科分野の移転、看護職員の人員整理などを実行し、そのためカロリンスカ・アリスト・リングストローム病院の看護婦達は、待遇不服として今年の夏に向けて退職願いを提出したばかりです。ちなみに希望退職の場合は、最低3ヶ月前に退職願を提出しなくてはならない規定があります。

病院職員新規採用や機材の新規購入停止などをしている中、このほど県議会は、新たにソルナに大型病院を必要として、2008年を目標に計画を立て、その病院の設計計画図案を一般から公募集することに決めました。その一般公募に当たり、優秀な設計に対する諸経費及び賞金予算は、なんと80ミリオン・クローネ(日本円約13億6千万円相当)です。

マスコミを含めて県議会に対する県民の抗議、病院関係者の不満もおおきくなっています。議会は経済不況を理由に、大幅な財政節約をする反面、多額の予算を設計計画費として予算を組んだことに、果たして県財政は本当に財政難なのかと疑問がもたれています。

すでに、カロリンスカ病院の産婦人科看護婦達の多くが、業務不満と病院役員委員会に対する不信から退職しました。そのため病院の産婦人科関係者から、今年の夏に出生を予定している妊婦は、他の病院や他県に入院しなくてはならないと警告が出たばかりです。

議会が予定している新規大型病院の建設については、正式には2008年に確定し、建設開始予定は2013年、完成は2016年の計画をすでに立てています。

  ( DN,KS 2005年5月13日 記載 )
               

 

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