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社会情報 (2005年)

                    
1990年代の民営化は、公共料金を高くしたのみ:

スウェーデンでは、1990年代前後から、民営化が促進され、その目的は企業競争をさせることにより、国民の諸費者物価が安くなることを期待したものであった。しかし、その結果は、反対に物価を高くしたのみである。

この程政府の依頼により、民営化による価格変動結果を調査した総評の発表によると、1988年以後の民営化による電気、郵便、鉄道、飛行機などは、企業競争は期待通りにはならず、国営時代に比較して大幅な価格上昇となり、国民負担は増加した。民営化による価格競争の良好な結果で出たのは、電話料金が安くなったことのみである。

民営化によって、料金がもっとも高くなったのは鉄道分野であり、1988年に比較すると125%の上昇率である。もともと民営化により企業参加で価格競争が行われ、価格が当時より安かになるべきものが、反対に価格上昇となったものである。

タクシー業界では72%、郵便では1993年の民営化以後80%、航空業界では63%、電気料金は1996年の民営化以後86%と、以前国営企業であった公共料金は、この用に高くなったものである。唯一つ電話料金のみ1993年の民営化によって安くなった。このパーセント表示は、消費者物価価格の上昇率に対しての計算である。

しかし、料金価格が上昇したことは、すてべ民営化の失敗とは言えず、国民が自分の意思でサービス提供者を選択できるようになったことは、認めなければなないと発表している。例えばタクシー業界は、民営化前は公立化でタクシー予約は全て中央でコントロールされていたために、待ち時間はとても長かったが、民営化によって、予約による待ち時間は短縮された。

さらに調査では、国営または公営企業では、必要でないと思われる人員配置が多くて、税金の無駄使いをしていたが、民営化により運営の能率化が実施され、事務関係経費節約の効果を上げている。

                

   
( LO.DN 2005年1月9日 記載)

 

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