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社会ニュース (2003年度記事)

 
未成年者の結婚年齢を制限する婚姻法規改定案提出される:

スウェーデンの現在の法律では、18歳以下の未成年者の結婚は、特別の許可がない限り承認されないことになっている。しかし、現実には、移民者の増加に伴い、その国の結婚に関する宗教や慣習が優先される場合、なんらの制限はなく、特にイスラム教徒の移民者間では、子供たちの本人の意思に関係なく両親が決めた相手と結婚しなくてはならず、時には10歳前後の子供達が強制結婚させられている。

一部の国では、年齢制限が15歳であるが、現実にはスウェーデン国外、特にイスラム教徒国内で正式に結婚した場合、現スウェーデンの法律ではなんらの制限をすることも出来ない。

親が決めた強制結婚から逃れようとした娘が、家族を世間から笑いものにしたとか、家族の威厳と顔をつぶしたとして、家族の手によって殺害がされた事件も、現実にスウェーデン国内でも発生し、その都度マスコミに取り上げられて問題になっているが、法律で明確に規定していない以上、未成年者の強制結婚は後を絶たない。

これらの問題解決をするために、婚姻法改定案では、国籍に関係なく、すべての国民が結婚を承認されるには、特別の許可がない限り18歳(スウェーデンでは18歳で成人となる)未満の者は、結婚を許可されないとしたものであり、この新法は2004年5月1日から施行されることになった。

これは、国内にて未成年者の強制結婚を基本的に禁止するものである。これらの法律改定は、外国国籍の未成年者や、特に女子または女性の本人の意思に反する結婚を禁止するものでもある。

またこれは、国連が規定する子供の権利を承認するものであり、外国からの女子と女性を救う会は、この改定を大いに歓迎している。
                      

   
 (DN.Metro 参照 2003年11月25日 記載)           
               

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