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ご存知ですか?ミニ情報 (2004年)

 
子供の虐待禁止法について:

スウェーデンでは、世界最初の子供虐待禁止法が1979年に施行された。約40年前のスウェーデンの家庭では、10人の子供の内9人は両親等家族または第三者によって殴られたり、暴力等虐待行為を受けているのが普通であった。


この法律は、1960年代にマスコミ等で父親の幼児に対する虐待から死亡した事件が発生し、大きく取り扱われるようになった事が政治家達にも影響し、法律化が叫ばれるようになった。特に故人、童話作家のアストリード・リンドグレンが数年に渡り、子供の虐待防止について、社会に訴えたことは有名である。1979年に子供虐待法が施行されてから、世界の国でも子供虐待法が取り入れられるようになり、現在では11各国が法律化している。

子供の虐待禁止法は、例えば家庭内に留まらず、一般社会における虐待防止にも大きく影響している。学校内でも以前は教師が子供を殴ったり、耳を掴んで説教したりするのがみられたが、今ではそれも無くなってきた。しかし、どの時代にも子供の中には、虐待防止を反対に利用する者がおり、学校内での生徒間暴力や教師、職員に対する子供の暴力が増加している。教師達は子供がガラス窓を破損したり、授業中に騒いで授業を妨害しても、何も手が出せない状態にまでなっている現在の法律の改定の必要性が叫ばれる時もあるが、政治家達は世間の風評を恐れて改善をする意思はない。

法律的には器物破損等を防止することが出来るが、実際には例えば教師が破壊を止めるために、生徒の手を強く握ったりした場合、子供は家庭に戻り「先生に殴られた」とか「暴力を受けた」などと両親に訴え、それを信じた両親が教師を警察に訴えたりして、実情が解明するまで、警察の呼び出しを受けたり、裁判などの問題が発生し、それを嫌う教師は「言わざる聞かざる見ざる」をすることにより、全ての面倒な事から目をさけるようになった。

統計によると、家庭内暴力では、妻や同棲者に対して暴力をふるう男性は、子供に対しても暴力や虐待をするのが普通だと言う。

ちなみに、子供虐待禁止法を取り入れている国は、スウェーデン、フインランド、ノールウェイ、デンマーク、ドイツ、オーストリア、サイペン、クロアチア、リタウア、イスラエル、コスタリカである。

イギリスは、ある程度の子供に対する折檻は必要だという国民の意見があるが、政府は子供虐待禁止法を施行しようとしている。日本はまだ子供虐待禁止国の仲間に入っていない。

   (2004年5月10日 記載)
   
                                                    

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