From Stockholm  トップページ  | 福祉紹介 | ニュース  | 観光・旅行  | ミニ情報  | リンク集 | 掲示板

ご存知ですか、ミニ情報 2013

 

ここに掲げる、「言わ猿」「聞か猿」「見猿」のカットを象徴として、今まで日本国内であまり報道されなかったり、書物に書かれなかった、高福祉大国とまで言われた、スウェーデンの福祉の現状を、各種の資料を基に記載していきます。一時は理想郷とまで言われたスウェーデンの社会福祉は、今は昔話となっています。これからの高齢者の将来は、必ずしも政治家たちが言う通りではなく、すでに福祉の介護や質の低下は、大きな社会問題となっています。


200年以上、戦争に参加していない国スウェーデン:

 

日本は第一次大戦と第二次大戦、その他の戦争に参戦し、世界で最初に原爆の攻撃を受けた国でもあります。そして隣国には、国際政情の悪化の影響もある中国とロシアがあり、特にロシアとは北方領土問題について、いまだに政治的に解決さえしていません。にもかかわらず多くの国民は平和ボケというか、国境に対する危機感という観念はほとんどありません。しかし、隣国と領土が繋がり、狭いバルト海を挟んでいる北欧諸国及び。バルト三国エストニア、リトアニア、ラトビアは、ロシアの社会情勢に対して、とても敏感であり常に戦争危機感を持っています。

 

ウクライナの問題と、さらに世界で最も貧しい国とまで言われ、ウクライナに隣接するモルドバ共和国が、先日国民選挙でEU寄りの党派が先勝し 、ロシアはその情勢を厳しく監視しています。

 

そうした危機感の多い隣国を抱えるスウェーデンには、二回の大戦にも参加していないのにも拘わらず、国民を戦争から保護する体制は、現在も確実に守られています。例えばストックホルムの地下鉄青い路線の各駅には、広島や長崎の原爆に耐えられる程度のシェルターが装備されています。しかもこの平和な時代にです。(1975年に開通)

しかし、日本にはこうした国民を戦争から守る装備はどこにもありません。自然災害ですら国民を守りきれる装備はありません。

 

ちなみにスウェーデン国内では、どの程度各地域にシェルターが装備されているか、ストックホルムの北部に位置し、スウェーデンで最も面積が狭い 、小さなスンディベルグ・コミューンを調べてみました。


 右画像は、市民にシェルターの場所が分かりやすい標識:
 

総人口はわずか43,192人(14年11月現在)、総面積は小さな湖を持ちながらわずか9km²です。しかし、コミューン内のシェルターの数は296箇所もあり、収容可能人数は全部で41,073人分、市民の95%を保護できる装備です。シェルターには、いろいろなタイプがあり、普通のアパートや住宅の地下室、丘の岸壁に あるトンネルシェルターなどを応用しているところもあります。この数字にはコミューン内を通過する、地下鉄駅のシェルターの保護できる人数は含まていません。

 

全国では約65 000のシェルターが装備され、950万人の内、約700万人を保護できる能力があります。全国の全てのシェルターは、普段は車庫や倉庫などにも利用されていますが、現在も非常時には備えて定期点検が実施され、何時でも利用できるようになっています。

 

スウェーデンの首都ストックホルムと、スンデビイベルグ・コミューンのシエルターに関する資料は、ここをクリックしてださい。

 

全国の高速道路で、道路が普通よりも幅広く直線で、両側に柵、フェンスなどがない場所の近くには航空基地があり、非常時には高速道路を臨時滑走路として利用できるようになっています。。

 

ストックホルムの地下路線で岩盤の中にある車庫の内部は、戦車や攻撃機などが隔離できるようになっています。

 

ちなみに、2000年代の中頃にロシアに対して、一時的に敵視する警戒心が薄くなり、ストックホルムの首都に近い海底に接地していた潜水艦感知器や、、各島に装備されていた軍事設備など多くの軍事基地及び装備は、政府の経済負担を回避するために、国防費節約の一部としてほとんどが廃止されました。

しかし、今年の秋に未確定潜水艦により海域潜入事件が発生により、政府は急遽国防予算の増加、徴兵制度時代に訓練を受けた国民に、軍事再教育のために必要に応じて徴兵することも決定しました。

 

   (2014年12月14日 記載: 参考資料: MSB)

   

 

 

  

   このページ及びストックホルムのホームページの無断転載を禁止します。
   ただし、タクティールマッサージは自由に利用してください。

   掲載希望の方は管理者
(fukushi-sweden@hotmail.co.jp)
に連絡してください。)
 

INDEXに戻る       前のページ      次のページ