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ご存知ですか?ミニ情報 (2012年)

   

65歳の定年から、75歳に引き上げを提案:

スウェーデンの現首相ラインフェルト(Reindeldt)は、2月7日付けの新聞DN紙に、年金財政の維持を目的として、近い将来定年退職の年齢を65歳から、75歳に引き上げることを提案した。現在スウェーデンでは障害者定年を除いて、61歳から定年希望退職することができます。通常は65歳で定年、さらに勤務を希望する者は、75歳までの労働を法律で保証しています。それ以後の労働については、雇用者と労働者の合意あれば、その期間仕事をすることができます。

 

今回ラインフェルト首相(写真左)が提案した定年75歳説は、高齢者の増加に伴い、年金負担の増加が認められ、その財政対策として国民に、675歳まで労働をするように、心理的な準備が必要だと提案したものです。

 

しかし国民の反対はとても多く、テレビ・インタビューにおいて、健康面で肉体的負担が無く、芸術家や骨とう品店などの労働できる者には、その可能性があるが、普通の労働者は精神的および肉体的に、とても負担の多い労働をすでにしています。特に工場労働者、福祉関係労働者たちは、60-63歳ですでに肉体的に限界にきています。人生は労働ばかりではなく、75歳の定年と同時に死亡するのでは、人生の意味がないと猛反対されました。
 

更に首相たち国会議員は、退職後も65歳まで給与保証金が入り、その金額は普通労働者の倍以上です。議員退職後も他の職に就いた場合、職場からと議員保障による二重収入があります。何ら仕事をしなくても、生活の保障はされています。しかし、一般の国民にはその保証はありません。

 

テレビで、まったく肉低労働の経験の無い首相に対して、「それでは首相も議員を退職した後、肉体的労働に就くつもりはあるのか」と質問された時に、私は今の気持として仕事をするつもりです」と言葉をぼかし、何回も同じ質問されても、毎回明確には、肉体労働にも就く気持ちはあるとは回答しませんでした。

 

国民は「首相たちは余裕のある高給与を受けているから、いいだろうけれども、国民はそのような恵まれた環境にはなく、自分で進んで肉体労働もしないのに、適当な提案はすべきではない」と強い批判を受けました。

 

 

        ( 201 2年2月19日 記載  )
 

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