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ご存知ですか?ミニ情報 (2008年)

   

処方箋の書類がなくても薬局で薬が受け取れたら・・

 

スウェーデンの国土面積は日本より約10%広く、人口はわずか9百万人です。北部では隣の家まで数キロ、隣の町まで百キロ以上と遠いことも珍しくはありません。若者がダンスをしたい場合、自動車で数百キロ離れた大きな町に行かなくてはならない地区もあります。広域に住む人々が病気になって地域診療所を訪問した場合、薬局で薬を受け取ることは、時には容易なことではありません。

都心でも高齢者や障害者たちが薬局に行くのはなかなか大変です。もしも、自分の住んでいる地区のみではなく、サマーハウスのある田舎町や遠くに住む友人を訪問した時に、医者が用意してくれた処方箋を忘れてしまった場合でも、近くの薬局で薬を受け取ることが出来たらどんなに便利でしょう、

 

それを解決しているのが、ITシステムを活用した 「E-recept (エレクトロニック処方箋)」と呼ばれる 処方箋です。以前は地域診療所や病院で診察を受けた後、医者が記載した処方箋用紙を受け取り近くの薬局に行かなくてはなりませんでした。 北部の地域には、食料品店に患者に医薬品を渡す業務を委託しているところもあります。詳しくは「Apotek、専売薬局」をご覧ください。全国の一部の大きな病院の中にも薬局があります。

しかし、スウェーデンでは事務処理の効率化と、処方箋用紙の廃止をすることにより、資源および環境保護を目的として 一部の地域診療所や病院で実施されています。
最初の
(エレクトロニック処方箋)は、1983年にスタートしましたが、技術的な問題が多く発生し、あまり実用的ではありませんでした。当時は処方箋を手書きする医者も多く、時には判読に困難で薬局では正しい薬を提供することも時には困難でした。
 

しかし、その後コンピュータ開発が進み、2000年頃から飛躍的に活用されるようになり、今では全国で発行される処方箋の66%(エレクトロニック処方箋)です。自分のIDカードや運転免許書を提示するのみで、全国のどこの薬局でも薬を受け取ることが出来るようになりました。

また薬局から遠くに住む人には、郵便で受け取ることも出来るようになりました。これは高齢者や身体障害者のみでなく、病気で薬局まで行けない人にも、このサービスは提供されており、とても便利なシステムとなっています。

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( 2008年4月22日 記載)
 

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