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田舎でも車検が受けられる、移動用車検コンテナーを紹介:
スウェーデンの「自動車登録番号」については、以前このサイトでも紹介いたしました。
現在自動車車検検査所の民営化により、一部の改革はありましたが、基本的には以前の国営時代と同じシステムになっています。
実際に車検を受けてみました。民営化により、車検を受けに来る自動車所有者に対する応対、姿勢はとてもよくなりました。以前のような官庁独特の横柄な態度と言葉はなくなり、車検を受けて待っている間に、無料コヒーのサービスも
ありました。
また車検時間も短くなり、予約した時間通りに受けられるようになりました。その場で不合格部分がある場合、修理を有する場所などについても明確に説明をしてくれるようになりました。
以前はチェックした書類を渡してくれるのみでした。今はその場で次の車検日の予約も出来ます。そのため、再検査が必要な場合、自動車修理所に車検所が記載した注意点についてのみ、修理を依頼をすればよく、不必要な場所の修理
もなく、自動車所有者にとっては、経費の節約にもなっています。
都心地に住む人には、近くに車検所がありとても便利です。しかしスウェーデンの国土は日本の国土よりも約10%も広く、人口はわずか900万人少しです。牧場と森林の多い地域や、人口の少ない北部の僻地に行きますと、隣の町まで100キロメートル以上も離れているのは珍しくはありません。
自動車車検は自分で運転して車検所まで行かなければならず、そうした地域に住む人には、単に自動車車検と言えども大変な苦労となります。固定車検所まで数百キロ離れた地域に住む人には、時には一日仕事になってしまいます。
そのため遠くの車検所まで運転していくことによる時間の節約、廃棄ガスによる環境への影響、ガソリンの不必要な浪費などをなくすために、期日を決めて移動用の車検車が、田舎に出張するシステムを取り入れました。
この移動用車検車は2003年4月1日にモバイルステーションとして試験的に導入されました。その後いろいろと改善され、2004年8月1日から全国で、本格的に運用されるようになりました。車検は本人が運転して車検所まで行きますが、検査そのものは職員が試運転したり、チェツクしたりで15分
から20分程で終わります。
この移動用車検車は、コンテナー方式で、牽引トラックにより運送されます。そして現場では地上にコンタナーを降ろし固定されます(下の写真参照)。車検する自動車の種類により、適宜コンテナーの幅も広くなり、キャンピングカーなどのように屋根の高い自動車も、問題なく車検が受けられます。コンテナーの中で車検検査をする時に、職員の検査時の体位に負担がかからない様に、検査する自動車の台は、普通の検査所のように高く持ち上げられるシステムになっていますから、職員は立った
姿勢で自動車のシャーシーやタイヤ、バランス検査などが出来ます。当然寒い冬には、暖房も入り、床にも暖房装置が付いています。横幅は最高240cm高さは最高285cmまでの、車検が出来るように調整できます。一日約50台の車検が出来ます。
このコンタナー式の移動用車検車は、普通の車検検査のみでなく、スピード競走に出場する自動車の検査を、会場で直接できるように出張することもあります。
スベインで催しされた自動車レースにも、臨時車検コンテナーとして活動したこともあります。
| 移動用車検車のサイズ等 |
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| 移動用コンテイナー |
全長 |
16m |
横幅 |
3.1m |
高さ |
4.5m |
| 作業中のコンテナー |
全長 |
25m |
横幅 |
5.4m |
高さ |
5.3m |
コンテナーの中には検査等に必要とする、全電源の発電機が装置されていますから、どこでも利用できます。
この移動用車検コンテナーについては、NHKの「地球ラジオ」にても紹介されています。その一部を掲載しました。
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| 移動中のコンテナー |
車検中のコンテナー |
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| 縦横を拡張した時の状態 |
牽引車から降ろした状態 |
( 2008年4月16日 記載 写真提供 BP )
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