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スウェーデンの110番:


日本国内では、国民の誰もが緊急電話番号は、110番であることはよく知られています。

スウェーデンは、以前緊急電話番号は、90 000でした。しかし、緊急の時にダイアル式電話で、この0番号を、4回も回すのは大変に不便でした。しかも、日本の電話器と異なり、スウェーデンのダイアル式電話器は、0番号が9の次、つまり一番最後にありましたから、緊急の時に国民はあわてて、何回0番号を回したか忘れることもあり、本人は四回まわしたつもりが、実際には3回のみであった場合、何故返事がないかとイライラしたものです。

時には、0が足らなかったために、緊急にも関わらず、電話が繋がらないこともありました。それらを解決するために、ダイアル式電話で一番番号が早い112番としました。これは、国民にも番号が覚えやすいこと、ダイアルが早いことなどから、評判もよくなり、間違い番号も少なくなりました。

日本の緊急電話は、各県の警察本部に繋がるようになっています。施設は県庁にある警察本部内にあるのが普通です。

スウェーデンは、以前は警察本部内にありましたが、テロリストや戦争対策として、100%確実で安全なシステムと場所が必要となりました。そのために、国は設備予算を組み、240ミリオンクローネの内、80ミリオンクローネを国が負担し、残りの160ミリオンクローネをストックホルム県が負担、1977年11月20日に、新しい緊急電話受付システム施設と設備が完成しました。

日本の広島に落とされた原子爆弾以上の爆撃を受けても、システムが安全に活動する必要があるとみなされて、ストックホルム県の緊急電話受付をする施設は、地下深く造られました。この緊急センターは、戦争の時は、国防省の戦略施設ともなります。

平和時には、普通の犯罪や事故などの受付から、火災による消防署への支持、救急車の手配などもしています。また、ここでは常勤看護婦が勤務して、簡単な病気の緊急処置の指導もしています。それによって、病院の緊急応対の負担を軽減する役目も果たしています。

この施設は地下壕にもかかわらず、3000平方メーターの面積を持ち、とても広く天井も換気設備が十分に活動して、地下室でも、長時間の勤務しやすい環境にするようにと、10メートル近い高さです。

この施設は、ストックホルム市内のヨハネス教会の側にある、消防署の地下にあります。

(2002年1月8日記載、ストックホルム県公報参照)



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