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のりこのスウェーデン研修日記 (2004年)
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8月27日 「楽しかったわ!」
今日はデイケアでの勤務。お休みもいたので少人数での一日。とは言え、ここは個人が全く好きなことをしているので、少人数でも多くてもそれぞれはあまり変わらない。
Gota(ヨータ)が家に眼鏡を忘れてきてしまい、ずっと鞄の中を探している。いくら職員が忘れてきた事実を説明しても、「そうだったわね」といいつつまだ探し、間違って持ってきたサングラスをかけた。「これだと余計に見えないわね〜」と言いつつも、ないよりはマシと言ってかけ続けた。この辺りに少し症状が出ているのかもしれない。私は「かっこいいサングラスね、私にも貸してくれる?」と代わりにかけ、でもこれだと見えないね。と客観的に指摘をしてみた。そうするとようやく諦めたので、代わりに新聞を読んであげることにした。
Mary(マリー)は昼食時に、昨夜テレビで観た、独り暮らしの高齢者の話をした。テレビに出た女性は92歳で体は元気であるが、一日やることも話し相手もなく、ただボーッと椅子に座っているだけだったそうだ。「私はそんなのは絶対に嫌!ここに来て皆と話をしたり、ただテレビを観るにしても、皆が普通に傍にいるだけで全く気分が違うもの。私にはここが最高だわ」と言った。そうすると他の皆も同じく、そうだそうだと頷いた。
確かに、ここのデイケアは居心地がいい。特別な部屋でもなく、ごく普通の誰かの家のような作り、各々が自宅で寛ぐように好きなことをする。喋りたい時は喋るし、クロスワードに熱中することを誰も邪魔をしない。それが何よりだと思う。
「今日は本当に楽しかったわ!」帰り際にマリーがまた言った。その言葉が私たちにとって一番嬉しいことなのかもしれない。 新聞を読んでもらうGota
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