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のりこのスウェーデン研修日記 (2004年)
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8月10日 「ライブ出張」
ストックホルムで日本文化を紹介する大きなイベントが行われた。
私は趣味の「琉球民謡」を東京から来てくれた仲間と一緒に数箇所で演奏をした。
その一つとしてあるグループホームでも演奏をした。「琉球民謡」の癒し効果は高齢者ならずとも知られているが、実際にこれだけかなり痴呆の度合いが進んでいる高齢者がどのような反応をしてくれるのかが楽しみだった。大きな施設なので30人ほどが介護者とともに日向ぼっこをしていた。
最初の1曲目から軽快なリズムの曲を選んでみた。何曲も引き続けるうちに、じっとしていて動かなかった人も手や足先を動かし始め、手拍子を取ってニコニコ笑う人もいた。曲のリズムに合わなくても、何かしらの反応が見られる人が予想以上に多く、最後には恥ずかしそうに立ち上がって踊りだす人もいた。
これには私も感動をした。弾いている私達が本当に楽しくて、三線を弾きながらも体が自然にリズムを刻む。音楽療法でも何でもないが、実際に目の前で音を奏でることは、CDを流すのとはまるで違う。その音を中心に、確かに波動が全員に伝わっていくのが分かった。
そして私が勤務しているデイケアからグループホームに移った男性と会った。彼は私のことを覚えていないかもしれないが、別の形で元気な姿を見ることが出来たのは嬉しい。
ホームでのライブ演奏
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