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Last Update: 2004/05/22



のりこのスウェーデン研修日記 (2004年)

 
6月〜7月 「夏休み!スウェーデン編」

今年のスウェーデンは残念ながら涼しい夏だ。

しかしながら、猛暑の日本を考えるとなんて優しい風が吹くのだろうと、私なりの夏を楽しむようにしている。街から少し歩けば、気持ちよい散歩道がいっぱいある。暑すぎず、日が長い夏をスウェーデンのお年よりももちろん楽しんでいる。夏休み中のせいか、子供や孫と一緒に散歩をする姿はとても微笑ましい光景であった。

学校が休みのため、夏休みはデイケアを中心に仕事をした。子供と別荘に行くためにお休みをする人もいれば、新しく加わった人もいる。Carl Axel(カール・アクセル)という男性もその一人。「紳士」という言葉はこの人の為にあるというほど、女性にさりげなく手を差し伸べ、自分がよろけながらも椅子を引いてあげる。

そして冗談も下品ではなく、以前からいるもう一人の男性Yngvy(イングヴィ)のことを先輩!と呼んでいる。私が折り紙で作った作品などに感動し、誰が作ったのか一日に何度も聞いてくる。そして、散歩中に小さな花を見つけては「本当はいけないんだよね」と言いながらも少し頂戴して、自宅に嬉しそうに持ち帰る。そんな愛らしい男性が新人さんで入ってきた。

比較的、通所人数が少なかったので本当に丁寧なケアが出来たと思う。丁寧というのは、一人一人と話をするとか、何か特別なことをするのではなく、職員がゆったりとした気持ちで傍に寄り添ってあげることだ。そうすればおのずと相手が何を望んでいるのか伝わってくる。夏休みであれ、冬であれ、ここは彼らにとっては第2の家になるのだから。

日本のデイケアは制度上か、大人数で一緒に行動をする。唄を歌い、手工芸をして、ボール遊びをする。決してそれがいけないのではない。しかし、このような少人数でデイケアをしていけるような環境を是非作って欲しいと願う。


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