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のりこのスウェーデン研修日記 (2004年)
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3月5日 「アットホームとは」
今日は久々にデイケアでの勤務。朝からよく晴れていて気持ちの良い日だ。
通常は9時には全員集合して朝食を食べるのだが、今日はまだ送迎のバスが到着していない。今月から送迎の会社が変更になり、運転手もいつものペレではなくなったのだそうだ。新しい運転手は、まだ各家庭への一番良い道を見つけていないので、時間がかかってしまう。
先に来ているEssy(エッスィー)とお喋りをしながら待っているが、一日の流れとしては少しもったいないと思う。これもコミューン(市)が決定したために、施設側はそれに従うのみ。少しでも安い会社に変更したという訳だ。
しかし、影響はそれだけではない。前運転手のペレは皆も大好きで、帰宅前には毎日一緒にコーヒーを飲んでいたし、何より全員の状態を良く把握してくれていた。誰もが安心して任せられる存在だった為に、急な変更はとても残念なことであった。
ここ数ヶ月でデイケアも人の入れ替わりがあった。今月から来ているAne(オーネ)という男性はとても優しいユーモアのある人だが、前回会ったときはまだこの場に慣れていない様子だった。彼の息子さんは東京に住んでいて、日本人の女性と結婚している。
今日はそんな共通点から一緒に会話を進めていった。お話をしている時はとても楽しそうだが、すっと立ち上がって窓辺に行ってしまうこともある。腰の調子が悪いので、長い間椅子に腰掛けていられないそうだ。そんな彼が、昼食後にカバンからヘッドフォンを取り出して音楽を聴き、長椅子に足を乗せて、楽な姿勢で雑誌を読み始めた。
職員が言った。「少しは自分の家のように居心地良く感じてもらえているかしら?」新しい場所は、始めは誰もが慣れないし疲れてしまう。そこを少しでも「アットホーム」に感じてもらえるように、一人一人に対して工夫をしていきたいね、と彼女と話した。
朝食後のアクティビィテイ
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