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Last Update: 2004/02/09



のりこのスウェーデン研修日記 (2004年)

 
2月9日 「音楽療法の日」

今日はグループホームにて勤務。14時からの勤務予定だったが少し早めに行った。毎週金曜日に行われている「音楽療法」に参加したかったからである。

ここでは「療法」とは言っても、一人一人を小部屋に連れていくような形式ではなく、リビングでコーヒーを飲みながら一緒に歌ったりするのだ。音楽学校でも教えている先生がギターを持ってやってくる。彼は皆にも気に入られているのか、一人の女性が拍手で出迎えた。

弾いている曲は、昔からよく歌われるフォークソングであったり、ダンスソングであったりと様々。症状の度合いで一緒に口ずさめる人はそれほど多くはない。でも、Maud(モウド)とIngrid(イングリッド)はたくさんの唄を覚えているので、こちらが逆に教えてもらう時もある。Stina(スティーナ)社交ダンスが得意だったので、ダンスソングになると身を乗り出すようにして拍手をする。

それぞれ反応こそ違うが、音のある瞬間とない瞬間では確実に雰囲気が変わり、そしてまた実際にそこで演奏をしている時と、テープなどを流している時では全く反応が違う。演奏者もただ歌うだけでなく、その唄にまつわる話をしたり、そこから皆の思い出などを引き出そうとしているので話がどんどん膨らんでくる。そういう人と人とのコミュニケーションに大きく差が出るのではないだろうか。

私は残念ながらスウェーデンの唄については知識が深くない。でもここに来てからかなりの唄を覚えた。と言うのも、毎日誰かしら歌っているからだ。歌うことによって、高齢者の気持ちをに変化をつけると同時に、スタッフ自身も働きやすくさせる効果があるのだと実感している。



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