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Last Update: 2004/01/23



のりこのスウェーデン研修日記 (2004年)

 
123日 「民営化の影響」

今日は久々にデイケアでの勤務。職員の一人Yvonne(イヴォンヌ)が会議に出席するために、ちょうど人手が足りない日でもあった。この間に、二人も別のグループホームに移っていた。確かに家庭では介護しきれない状態だったり、独り暮らしの人だったり状況は厳しかったが、寂しい気持ちに変わりはない。

午前中はテレビでスキーのジャンプを見ていた。白馬からの中継だったので、「日本だよ!」と教えると「日本もこんなに雪が降って大変だね〜」とより興味深くテレビを観始めた。しかしVera(ヴィエラ)はつまらなそうな顔をして寝てしまった。彼女は受身ではなく、何か自分が必要とされることを一緒にやりたいのだ。だからそれが出来ないとつまらなくなってしまう。

今日はサラダ作りを一緒に手伝ってもらうことにした。声をかけると寝ていた彼女も笑顔になり、にんじんの皮むきから講義が始まった。(スウェーデンでは高齢者でも使いこなせる便利な調理器具が豊富にあり、あまり器具を使ったことのない私は、彼女から見ればとてもぶきっちょな人間に見えてしまうらしい)ついつい調子に乗り、二人で巨大なサラダを作ってしまい大笑いした。

今日のYvonneの参加した会議で、3月末でハーレン内の幾つかの施設が、現在の民間会社からコミューン(市)に戻されることが決定になった。そしてそれに伴う人員整理で、新たに10%の職員が解雇または異動になる。ハーレンのあるソルナ市はスウェーデンでも一番民営化の進んでいる市である。そのソルナ自体が今とても厳しい状況にあると言われている。日本の民営化とは意味が違うために簡単に比較は出来ないが、今後ますます状況は変化していくのではないだろうか。



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