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Last Update: 2003/12/30



のりこのスウェーデン研修日記 (2003年)

 
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本年最後のデイケアでの仕事。Evonne(イヴォンヌ)は休みのために、臨時職員のSara(サーラ)と一緒に勤務した。

Lennart(レーナルト)は相変わらず昼夜逆転の生活で、デイに来ても倒れるように眠りっぱなしである。食事中でも瞬間で寝てしまう。とうとう奥さんが彼をグループホームに移すことを決めたそうだ。仲の良い夫婦二人で生活していても、奥さんも高齢のため、毎晩彼に付き合って起きていることは、彼女自身の健康を害する恐れにもなりかねない。息子と話し合って決めたそうだ。

Yngvy(ウングヴェ)は待ちに待った新しい眼鏡が、今日ようやく届いた。送迎バスの運転手Pele(ペレ)が店まで取りに行って届けてくれた。新しい眼鏡をかけた彼はとても嬉しそうで、でもあまり感情を表には出さずにそっと微笑んでいた。

昼食時にはPeleも参加して、白身魚のクリームソースかけ(クリスマス伝統料理)を食べた。Peleはスナップス(お酒)をそっとYngvyに注ぎ、「今日は眼鏡が来たお祝い」と言った。Yngvyは今度は本当に嬉しそうに、「今日は本当に嬉しい日だ!」と笑った。

その最中でもLennartは食卓で眠そうにしている。対照的な二人。痴呆症は進行性である病気なので、いずれまた症状はどちらも変わってくるだろう。でも、今この瞬間を少しでも楽しいものにして欲しい。そのためにはどんな事でも協力するからね。

 新しい眼鏡をYngvy

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