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Last Update: 2003/12/16



のりこのスウェーデン研修日記 (2003年)

 
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デイケアでの勤務。ここでは9時に市の送迎車で到着すると、まずは皆でパンとコーヒーの軽い朝食から始まる。そして12時頃の昼食までは基本的に自由。施設内にある美容院や足の治療に行く人もいる。

今日はKirstin(シャスティーン)と Irma(イルマ)と散歩に出掛けた。彼女らはここでも一番賑やかな二人。たまに少し神経質なVera(ヴィエラ)からは「何よ、あなたたち!」と見られている時もあるけれど。3人で寒い中を施設の周辺を散歩し、1階のレストランのメニューを覗いて、それから新聞のゴシップ記事に文句をつけてから戻った。

私は今エキストラで働いているので、通常よりも人手があるために可能なことも増える。昼食の時間に、職員が「80年代から少しずつスウェーデンの景気が落ちてきて、今はまた少し回復の兆しを見ているような気がする。ただ、この施設に関しては、まだまだ節約状態だけど。8年くらい前までは3人体制で、毎週だれかしらが研修に出掛けていても大丈夫だったし、散歩もより多く出来ていた。前の民間会社のときも、もう少し余裕があったけど、今は一番厳しい状態だわ。」と言う。するとYngvy(ウングヴェ)が景気について話し出した。普段は寡黙だが、一度話だすと際限なく会話が続く。

でも、独居で普段の時に話相手がいない彼には、ここで好きなだけ話をする必要がある。気持ちを押し込めておくのではなく、好きなだけ吐き出させる。食事の時間なんて何時から何時までと決まっているわけではない。スタッフは一緒に会話をしながらも彼を見守る。この時間が彼にはとても大切だと認識しているからだ。私もYngvyの話や時々照れたように言う冗談が好きだな。

 散歩のひと時

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