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Last Update: 2003/11/19



のりこのスウェーデン研修日記 (2003年)

 
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今朝は久しぶりにお日様が出ていた。少し日差しがあるだけで、だいぶ気温が変わる。気持ちも変わる。少し早足で駅へと向かった。

今日からEvonneが不在。代わりに、最初の日にいたSaraが担当。Evonneの陽気なハイテンションとは違う物静かな性格の彼女だけど、とても優しそう。今日は全部で7人が来た。朝食後は毎週お馴染みの、Gymの時間。10時に1階に移動して、30分間の体操。先週は寝ていたFridaも今日は最後まで楽しそうだった。ボール投げも早い展開でパスが回る。部屋に戻り、水分補給をしつつ各自が好きなことを始める。今日は皆、新聞を読んだり、テレビを観たり、大人しい。

私はFrida先生?と一緒に端語のお勉強。彼女の英語はかなり上手、というか私より文法も合っている。発音その他を注意されつつ幾つか単語を覚えた。こういう瞬間は彼女のどの部分がおかしいのか分からない程。でも、昼食前にテーブルセットをすると、同じ人にフォークを2本渡したり、それでも自分がやらないと気がすまないから、全部並べるまでこちらは待っている。

彼女は出版社に長く勤めていたらしいが、恐らく会社でも上の地位にいて、取り仕切っていたような気がする。とても、そういう意味で頭も切れるし、プライドも高い。彼女がもうすぐホームに行ってしまうのは、本当に寂しいことだと思う。彼女自身は理解していないもしくは知らされていないのだろうか。今度スタッフに聞いてみよう。

それから、Lennartをトイレに連れて行く。彼は自分で歩くことは出来る。しかし、排尿を感じることは出来てもトイレまで行くという動作に頭が結びつかない。突然立ち上がって他の部屋に移動したり、行動でこちらが読み取るしかないので、昼食前には必ず連れて行くのだ。が、今日は便器に座ってもその様子がない。仕方なくまた部屋に戻る。昼食はプティング(日本でいうグラタンみたい)。少し出来上がりが遅くて、テーブルに着いてから皆で歌って待つ。

昼食後にやはりすぐに彼がもぞもぞ動き出した。Hariettが連れて行くが、彼がドアにしがみついて離れない。痴呆症とは言え、身体的に不自由がないので、握力などは普通の男性と同じ。こうなると全く動かない。その時に力ずくで動かすのは不可能。私が一緒に手伝い、他の話で気分をそらしながら落ち着かせる。

その後も少しずつ他の人と会話をして、お茶の準備をする。スウェーデンの人は、フィンランドに次いで世界第2位のコーヒー消費国らしい。もちろん一人頭で。アメリカなんて目じゃないらしい。しかも、スウェーデン人に言わせれば、あんな薄いコーヒーは幾ら飲んでも追いつかないんじゃないの?だって。確かに、ここのは濃くて美味しい。アメリカンなんて飲んだ気がしないだろう。

 体操時間

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