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Last Update: 2003/11/18



のりこのスウェーデン研修日記 (2003年)

 
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今朝は起きたら辺りがうっすら白かった。私がスウェーデンに来て初雪。いよいよ北欧の冬本番?でも道は歩きやすい。雪もサラサラで、滑りやすくなってはいなかった。綺麗です。

今日はビジターは5人。少人数で、のんびり仕事。施設に着いた時に、皆も到着。逆に出迎えてもらった。Yngveに「あなたは本当に可愛くて優しい女の子だねえ」ニコニコ笑いながら言われて、素直に嬉しかった。彼は最初あまり話さなかったので、少し気難しい人だと思っていたが、本当は物静かでとてもとても優しい紳士なのだ。

そして、今日はまた新たな面を発見。実はとてもお茶目で話をするのが大好きな人。行きのバスの中では、なんと唄を歌っていたらしく、皆にせかされて、今朝の食事の時間に唄ってくれた。なんとここに来て初めてのことらしい!少しはにかみながら唄う

彼の顔は本当にチャーミングで、微笑ましい時間であった。朝食後は、Irmaにアイロンをかけてもらうのを手伝う。でも、彼女はテキパキと作業をこなし、結局私は見ているのみ。昔慣らした。。ではないが、やはり家事仕事を手伝うのは女性は得意。

彼女は歌やダンスも大好きで、かなりいいテンポでいつも踊っている。その後は一緒にジャガイモの皮むき。「よ〜し、競争!」なんて言った私が実はここの皮むき器の使い方が分からず、逆に教わる始末。今日はなんだか情けない、けど楽しい。

昼食はタラのクリームソースかけ。料理を手伝うのは私も楽しい。いろんな事からヒントを貰える。そして、今日も昼食時に日本語講座。「美味しい」を OISHII と書いてあげたら、「Oh,SHIT」と言われ、かなりの間違いに大笑いになった。それから分かる限りの日本語で、「ありがとう、ひるごはん、おいしい」と言ってもらえた。確かに単語の語順で言うとこうなる。

昼食後は、昔の人が使っていたアンティークの教科書や雑貨を見ながらの話題。その中に約80年前の料理本があり、皆で読む。この国の人は物を大切にする。昔の人は特に貧しかったせいもあるが、節約根性というよりも、ある物を最大限に活かし、長持ちさせるのが当たり前なのである。

物も人も。その話題のあとは、少しエクササイズで椅子に座ったままストレッチをする。皆、体を動かすことは好き。そして、今日私が嬉しかったのは、Runeが食事を全部一人で食べたことだ。いつもはスプーンなどを手渡ししながらでも、途中で寝てしまうことがあるのに、最初に手渡しただけで最後まで自分で食べていた。恐らく、以前は自分でやっていたはずで、昔の写真などを見ると顔つきも今よりしっかりしている。少しずつ、少しずつ痴呆症の進行が進み、歩行困難で車椅子になり、言語不可能になっていく。この場にいる、他の人がどの程度なのか、言葉の通じない私にはイマイチ分からない。でも、皆と交流を持ち、ニュースの記事で話し合い、自分の昔話を聞いてもらい、そういう場を持てることは良い影響があるはずだと思う。

明日からEvonneはお休み。Alexと同じく、ベルギーに視察旅行に向かう。経営不振で人は削らねばならないが、そういった研修は行っている。ここも今は民営化しているので、いろいろと考えがあるのだろう。民営化は日本と方式が違うから、今度しっかり学ぶ必要がある。

 アイロンかけをするIrma

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